【感想・ネタバレ】プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考のレビュー

あらすじ

最初に「できる」と発想しなんでも面白がって考える新しいアイデアを創出し、ブレークスルーをもたらすマッキンゼー・トップコンサルタントの思考法

「これは無理だ。なぜなら……」という発想と、
「たぶん、できるはずだ。そのためには……」という発想は、
結果的に天と地ほどの違いを生み出す。

プロヴォカティブ・シンキングとは、何でも面白がって可能性を否定することなく考える思考法なのである。

※本書は2011年1月に東洋経済新報社より刊行された『プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考』を電子書籍化したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何事にも面白がる思考が大切であるということ。

仕事に取り組む人のキャラクターは
思いつき君,堅実君,人まね君,面白がる君という4つの要素に分解できる。誰しもがkの4つのキャラを持っている。

極々当たり前のことなんだけど,(先般読んだモチベーション3.0にも共通しているが)何に対しても興味をもって面白がって取り組むことって大切だよね。



感情的になることによって物事の大切な部分を見ていない危険性がある,プロボカティブシンキングの根底にあるのは好奇心に後押しされた,論理的思考能力なのである。

思いつき君はいいアイデアを出すのだが,一貫性や論理性に欠ける。

堅実君は理論的に正しいことを言うが,斬新な発想や変革には不向きである。日本人に多いのはこのタイプではなかろうか。

人まね君は表面的な真似が多いので,成功しても失敗しても実は本質がわかっていないことがある。

明るく高揚感をもって行うのと,閉塞感をもって下を向いてやるのでは明らかに成果も違うし,本人の満足度や成長も異なる。
面白がる君は人がやっていない点を何故かを考えたり,マイノリティの行動に着目したりして,とことん(無意識に設定してしまっていることが多い)境界条件を排除していく。議論するだけならただ!
XXXはできるというところから判断し,理由を後から考えるマインドセット!普段から「できる」と考える習慣があると,自分自身が相当な難局に直面した時にも心の余裕が違う。面白がる君の真骨頂は困ったときである。容易に他人を頼るのではなく,チームを活用して,何度も試行錯誤することを嫌がらない。最初に目指すものとそれを実現する方向性についてしっかりした構図をもっているからである。
HOWを5回くらい繰り返すと思い付きではなく,具体化される。

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2012年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

簡潔で読みやすくわかりやすい。よく陥りがちな思考タイプを、「堅実君」、「思いつき君」、「ヒトマネ君」の3パターンに分け、その長所と短所、その思考に至っている原因なども記述されていて、なるほどと思った。この本では、その3パターンから、よりよい発想のできる「面白がる君」になるにはどうしたらよいか、というのが具体例とともに書かれている。自分が実際に仕事とか始めれば、もっと実感を持って吸収できるんだろうな。考えに煮詰まった時にもう一度読んでみようと思う本でした。

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2011年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『たったひとりの異端児』の動向が鍵になる。というフレーズがよかった。たくさんの事例を出しわかりやすく書いてあるので、読みやすかった。

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2011年02月21日

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