【感想・ネタバレ】知の現場のレビュー

あらすじ

近年激動する経済情勢下に、ビジネスマンのみならず、あらゆる階層の人たちは自らを磨き、学ぼうとする意欲とその必要性に迫られている。その中で、普通のハウツウ本では容易に身につかない知識の習得と発信できる知恵を、何とか得てみたいとの願望が根強いのが実状だ。
本書は、寺島実郎氏、小飼弾氏、小山龍介氏など知的生産のスペシャリストとして高名な20名の、書斎やオフィスを訪ね、「知の構想」現場を取材。彼らの「知」に対する熱い思い・視点は、向上心の高い読者の知的生産のための指針と大きなヒントとなるはずである。
※本書は2009年12月に東洋経済新報社より刊行された『知の現場』を電子書籍化したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

梅棹貞夫の知的生産の技術の研究会、40周年の記念の本。

「要するに今私たちも含めて、年々歳々若い人達は「圧倒的な不条理」に向き合ったことがない。」

「情報収集というのはその相関の中で無限に拡大していく関心と好奇心を持ち続け問題意識を絶えず、その時代のテーマに引き寄せて収斂させていく、という緊張関係のなかでしかできないことなのです。」

「人のコミュニケーションとリスク管理」

「知識、常識、見識、美意識、発信、受信、共振、疑心、確信」

「株をもらって守りに入るより、ガレージから商売を始めている人のほうが眼は爛々と輝いているように、ボクにはそれがいい。ワクワクすることが好きだ。」

「日本には百説という言葉があって、なんでも100を越すとあるレベルを超えるといわれています。」

「無理な仕事を引き受けることが時代管理の達人への道」

「早引けを せし教え子は 田にありて
 夕日を浴びて 稲を刈り居る」

「日本ではシリコンバレーでは寝る間も惜しんで働くという雰囲気がありますが、シリコンバレーでは誰もが楽しげに仕事をしていた印象的でした。」

「本を2年間出していませんが、それも世の中の声が聞こえてこないからです。」

「日常的に、これは必要だな、面白いなと感じたものは、確実に押さえます。ストックする場所DBは用意してあるので、そこに入れるだけです。」

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2011年02月27日

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