あらすじ
■他人の期待に応えるには人生はあまりに短すぎる。
「ホンネで大切なこと」にだけ時間と労力を使おう。
「自分は絶対あきらめない!」
そんな言葉が力になるときもありますが、頑張りすぎれば疲れて自分自身が壊れてしまうこともあります。
■あきらめることは敗北でしょうか。
1つを選ぶということは、同時に何かをあきらめるということです。
1つを手に入れることは、それ以外を全部捨てることだからです。
たとえば、結婚するということは、独身であること、そして他の誰かと結婚することをあきらめています。
独立してフリーランスになるということは、毎月の給料や肩書をあきらめるわけです。
■人は人生で、必ず何かをあきらめなければいけません。
では「あきらめる」とはどういうことか、そして、生きていくうえで何がいちばん大切なのか。
その秘密は、他者の声を聴くように、思い込みを外して、注意深く自分の心の声を聴くことです。
そして「積極的に何かをあきらめる」ことで、
自分にとって本当に大切なことにフォーカスし、時間と労力を使えるようになるはずです。
■本書の目次
はじめに
本書のポイント
・第1章 人は根源的孤独を生きている
・第2章 感情を感じると「何が起こっているのか」があきらかになる
・第3章 その「ワクワク」の正体をあきらかにする
・第4章 自分の価値観をあきらかにする
・第5章 豊かな人生のためにあきらめるものとは?
おわりに 引用文献
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
諦めるとは、明らかにする、ということ。
読後劇的に変わる、というほどインパクトがあるものではありませんが、諦めるという感覚がじわじわ効きます。
Posted by ブクログ
"あきらめる"とは物事を明らかに見ると言うことを主体に読んで、自分にとっての真実や本質を明らかにして、不必要なものを手放していくこと、という言葉に今の自分が求めていることに対する答えが見えてきたような気がした。
自分にとって価値の低いものを手放して身軽でいる事は大切なことだと改めて深く認識した。
またやっぱり人は本当に自分の心に本気で向き合うと決めたら、その本気にふさわしい助けを自分から掴みに行くものだと言うことを見て、心伴えば自然と自ら行動するものなのだと再認識した。