【感想・ネタバレ】長く稼ぐ会社だけがやっている「あたりまえ」の経営のレビュー

あらすじ

■ちょうど10年前の2003年末。「日本全国の多くの中小企業経営者を救った
と言われた書物がありました。

『あなたの会社にお金が残らない本当の理由』フォレスト出版

■経営コンサルタント、税理士である
著者・岡本吏郎さんのデビュー作でしたが

「内部留保を充実させ、その後の不況期を乗り越えることができた!

という声を代表に、たくさんの感謝の声が寄せられました。

その後『裏帳簿のススメ』ほか、数々のベストセラーを世に放ち
出版界に「会計本」のブームが。

■しかし10年を経て…
『あなたの会社にお金が残らない本当の理由』
も賞味期限を迎えてしまいました。

そこで、
岡本吏郎、3年ぶりの新作です

世の中は複雑さを増しています。
もはや、ひとつの要因だけで
物事が決定することはほとんどありません。

しかも、不安に駆られて
短期的なトレンドで右往左往してしまう。
万古不変のセオリーがあるにもかかわらず。

「なぜ、うちの会社にはお金が残らないんだろう?」
「なぜ、業績の頭打ちが解消できないんだろう?」

何世代もの間、長く稼ぐ会社は、少ないながらも、たしかに存在しています。

■一方、華やかにメディアの注目を浴びて急成長したものの
10年と持たずに倒産する会社が、その何倍も存在しています。

両者の違いはいったいどこにあるのか?

本書にはその答えとなるヒントが詰まっています。

2012年以降たびたび変更が加わる
税制改正への防衛策も具体的に提示しました。

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Posted by ブクログ

10年前に出た岡本吏郎さんの大ベストセラー「会社にお金が残らない本当の理由」の肝の部分を、現在の税制等に合わせて、より詳しく(ものすごく難しい部分もわかりやすく、全ての疑問に答える形で)
焼き直してくれた本。
その肝以外の部分も充実し、ものすごく勉強になった。

0
2014年07月15日

Posted by ブクログ

以前「会社にお金が残らない本当の理由」を読んだので、その流れで読もうと思ったけど、期待した内容とは異なった本でした。「少々不恰好な本になりました」と冒頭に書かれているので、そのあたりがギャップとしてそのまま感じられたのかもしれません。過去の賢人のいつくかの引用がありましたが、小林秀雄の引用がいちばん印象的だった。

「人は様々な可能性を抱いてこの世に生まれてくる。彼は科学者にもなれたろう、軍人にもなれたろう、小説家にもなれたろう。しかし、彼は彼以外のものにはなれなかった。これは驚くべき事実である。」

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2014年06月29日

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