【感想・ネタバレ】美術業界を蝕む女性差別と性被害 ギャラリーストーカーのレビュー

あらすじ

美大卒業後、作家として自らを売り出したいと願い、一人ギャラリーに立つ若い女性作家につきまとうギャラリーストーカー。美術業界の特殊なマーケットゆえに、被害から免れることが極めて難しいという異様な実態がある。孤軍奮闘する若い女性作家につきまとうのは、コレクターだけではない。作家の将来を左右する著名なキュレーター、批評家、美術家など、業界内部の権力者によるハラスメント、性被害も後を絶たない。煌びやかな美術業界。その舞台裏には、ハラスメントの温床となる異常な構造と体質、伝統があった! 弁護士ドットコムニュース編集部が総力を挙げて取材した実態と対策のすべて。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

後半、帝国主義と美術界における問題とが関連しているという意見の紹介に関してはぐっと興味をひかれた。なるほど。
街中に何気なく飾られているパブリックアートの裸婦像に、疑問を感じたことなんてなかった。そんなもんでしょ、と思考停止していた。確かに違和感は感じていたはずなのに。


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2024年10月26日

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