【感想・ネタバレ】間取り百年 生活の知恵に学ぶのレビュー

あらすじ

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生活とその反映である間取りの、明治中期から現在までの100年の変遷を図と絵でたどる本。建築家として住まいづくりに携わってきた著者の実体験と知見に基づいて書き綴られた。本当の豊かさを考え直す好著。

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Posted by ブクログ

家の間取りと共に辿る近代史。
一つのトピックに絞って歴史を語ることが、翻って広い歴史世界の深い理解への助けになるということを知った。
元々、某ホラー作家の参考文献から見つけた本だが、日本における女性の地位について、家の間取りの変遷から読み取れることが色々あるのだなという知見が1番の収穫だった。

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

日本のたどっってきた住まいの形が
明治から現代まで紹介されている。
間取りつきなので間取り好きな人はとても楽しい。
間取り分からん人も、丁寧に説明されてるから分かりやすいとは思う。
私は間取り好きなんだけれど空間把握能力が乏しいから
間取りから当時の生活を想像していかなきゃならないこういう本は難しかった。
(くだらない間取り見て、変な間取りー!三角形だよ!!みたいなのが好きです笑)
さてさて内容ですが、
歴史的にたどっていくので住まいの変遷とても理解しやすかったなぁ。
前半は民家の時代、
第二次世界大戦を経て、日本の住宅事情は大きく変わり
住む為に住宅をたてるのではなく、
住宅をたててそこに人間が合わせてすんでいくようになるそうです。
いわゆる酒に飲まれてる感じ?
違うか??笑
まぁ、今の住まいが抱える問題の多くはここに起因しているよう。
そんな日本の住宅の歴史、そして問題、解決の為の方策や課題が書かれてる、
いわゆるそんな本でした。

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2010年11月01日

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