あらすじ
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読み書き上達のための指導法をマンガで解説。上達に重要な、「読み」と「書き」を連動させ、発達に沿ってスモールステップで学習するための指導法がわかる。保護者から療育、教育関係者まで幅広く役立つ一冊。ダウンロードして使える教材付き。
※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
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Posted by ブクログ
就学前の段階で家庭でできる読み書き指導について取り上げた一冊。
七割ほどがマンガで、三割ほどが解説となっている。
マンガで、子どもの書けない・読めない場面を取り上げているため、自分の子がもしかしたらと気づくきっかけになるだろうし、トレーニング(と呼んでいいだろうか?)をどのように進めていくのかということも、マンガで描かれていることですんなり頭の中に入ってくる。
保護者の方が疑問に思うかもしれない点(例えば、書きの練習を早く始めなければいけないのではないだろうか)に、マンガでも解説でも丁寧に説明してくれるのが気持ちが温かく、ありがたい。
専門知識がない方こそ、最初の一冊目としてオススメです。
以下、個人的に勉強になった点。
▽絵本が読めているのは「絵と読み聞かせの話を暗記して理解している」可能性があり、字が読めているとは限らない。
▽書くよりもまずは読むこと。言葉の形と音をセットにして理解すること。声に出して音読できること。
▽語彙力を増やすことが大事。物に名札をつける(「つくえ」「てれび」など)のも良い。
▽まず文字の塊を見て、それが表しているものを理解する。それから一文字ずつ分解して、この文字はこの音を出しているということを理解する。
▽書字は書きやすいものから書く。例えば横棒と縦棒で構成されたものなど。「い」「こ」