あらすじ
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●2015年12月刊『中国語習慣をつくる 1日まるごと表現600プラス』の増補改訂版です。
■中級者におすすめ、今日からできる中国語レッスン
中国語学習といえば、まず「音」。四声の聞き取りと発音、それから語順と定型文の作文……。 そこまでで手一杯で、スピーキングにはなかなかたどり着かないという方も少なくないはず。少しずつでも「話す」練習を取り入れたいというとき、ひとりで、いつでも、今日からでもできることがあります。自分の日常生活、いまやっていること、いま見えていること、いまの気持ちをその場で中国語にして口に出していく「ひとりごと」トレーニングです。毎日の生活、身の回りのことすべてがスピーキングの練習素材になります。
■朝から夜まで中国語をつぶやく!
「目覚ましが鳴り出す」「あと10分寝ていたい」「歯を磨く」「うがいをする」に始まる毎日の生活。それらを中国語で話すということは、自分にとって最も必要な表現が身につき、実際の行動や気持ちを伴って定着するということ。豊富なイラストも使って、日常生活のさまざまなシーンをカバーしています。単語レベルでは知っていることも多いでしょうが、文として自然に口から出てくるようにトレーニングします。
■表現のバリエーションをどんどん増やす
こんなシーンは中国語でこう表現すると覚えたら、ひとつの基本文を、肯定文、否定文、疑問文、反復疑問文、疑問詞疑問文などに瞬時に変化させるトレーニングを積みます。さらに、そのシーンの関連表現もまとめてマスターします。会話コーナーの音声は「A+B」「Aのみ」「Bのみ」の3パターンを用意し、ロールプレイ練習ができるようにしています。
●増補改訂版の新たなコーナー
巻末に「使いこなしたい重要頻出語12」と「生活を語るための基本語句50」を追加しました。前者は使いこなし方の詳しい解説付き、後者は音声付きです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルのとおり、朝から晩までの生活の流れに沿って、使いそうなフレーズを覚えていくスタイル。SNS関連表現もあり、新しい語句が学べる内容と言える。昼間のテーマが通勤・職場・家事・子育てなので、想定読者層は20~50代か。
ピンインありカタカナ無し、文法説明は少なめ。初心者でも耳コピ&丸暗記で使えなくないが、より効果的に使うには中検3級レベルの知識はあった方が良さそう。
『表現バリエーション』に採用された基本文は身に付きやすかった。
音声の間隔は基本的にリピート練習向け、但し時々シャドウイングでないと追いつかない位に短い時がある。
紙版書籍の冒頭に、公式サイトでの音声や電子版書籍の入手方法記載あり。
音声はストリーミング(ブラウザorアプリ)とMP3ダウンロードと選べる。
ブラウザでのストリーミングの場合、ファイル数が先に進むほど、一度中断した後の再開がまどろっこしく感じる。
MP3ダウンロードは、(自分の操作ミスかもしれないが)望みのフォルダや端末に移動できなかったので不便に感じた。
本書の最大の欠点は、音声と印刷紙面上とで語句の違いがかなり頻繁にある事。
一例:p134「我打电话预约见面」の「见面」が全て音声では「会见」。
ある意味中国らしい大らかな作り方と言えるし、豊富な表現を学べてお得かもしれないが、学習の上では咄嗟にどちらに従えば良いか分からず混乱する。
知りたかった単語や表現が多数載っていて、とても実用的に見えるだけに、非常に惜しい。