あらすじ
「100日後にきみは死ぬ」
唐突に神様から告げられてしまった公爵令嬢ルルーシェ=エルクアージュ。
その死に様は悲運としか形容できず、最悪の未来でしかなかった。
「その最悪の未来は回避できるのかしら?」
「死は免れません。しかし、それまでの過程は変えられます」
死という結果は避けられないけど、その過程を変えることはできると知ったルルーシェの、最期に演じる美しき悪あがきが始まります――。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
努力が報われてきた
自分の死後周りの人達が悲惨な運命を辿らぬよう奔走してきたヒロイン、最初は気でも触れたかのように思われてましたが、ほんの少しずつ彼女が本気であることが理解され彼女を気にかける人が増えてきました。そんな優しい彼女には今世でも幸せになって欲しい。
それにしても第一王子の心情が分からない。婚約者のことを心配する割に相変わらず浮気相手を優先している様だし、その浮気相手に婚約者のことを誇らしげに話したり、どういうつもりなんだ。これなら遊び人と称される第二王子の方がよっぽど誠実に思える。
神様にとってヒロインが特別(恐らくloveの意味ですよね)である理由もこれから明かされるのが楽しみで続きが待ち遠しいです。