【感想・ネタバレ】台湾はおばちゃんで回ってる?!のレビュー

あらすじ

スルー能力が高くてストレートな物言い。多様性に富んでいて同調圧力がない。
食を大切にし、困ったらみんなで助け合う。そして社会を動かしているのはおばちゃんだ!

そんな台湾でシングルマザーとして6年働き、台湾人と子連れ再婚・出産をした著者は、
日本で身につけていた「呪縛」からいつしか解き放たれていたことに気づいたのだった。

台湾式の産後ケアや子育て、仕事観や市民活動などにも触れながら、
「細かいことを気にせずやりながら考えよう」、
そんなふうに思わせてくれる、台湾での暮らしを綴ったエッセイ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まず読んでみて思った。
「台湾のような環境で子育てできたらどんなによかっただろうか、、、」
私は同調圧力で子育てに失敗した点があると思う。
国や環境のせいにしてはいけないが、紛れもなくそこには大きな相関関係があるのだ、、、
もっと自由に柔軟に子育てできなかった自分のことを考えると、子どもたちにとても申し訳ない気持ちになり、胸が痛む。

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2023年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「とりあえずやってみる。迷惑かけるのはお互い様。
自分たちの社会は自分たちで作る。」

台湾社会っていいな~。ざっくりした感じとか、子どもや子連れに優しい感じとか。今すぐ移住したいけど、そんな勇気もない私。

いいな~はもちろんあるけれど、今の状況に諦めるのではなく、自分自身も変化への小さな一歩を踏み出したいと思えるような本でした。

今は幸せな家庭生活、充実した職業生活を送っているように見える著者が、大変な時期を乗り越えてきたこと、日々の生活にも小さな違和感のようなものは常にあって、うまくかわしたり、受け止めて考えてみたりをくり返していることに勇気ももらえました。

現在の夫さんとの再婚エピソードには、ほっこりとしてしまい、子連れ再婚について、固定観念をもっていたなと反省。決めつけ、思い込みを手放して、その人を見なくては!と考えさせられもしました。

もともとVoicyで弥生子さんのお話が好きなので、本を読んでいるとさらに弥生子さんを身近に感じ、声が聞こえてくるようで、不思議と元気をもらえました。

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2023年02月15日

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