【感想・ネタバレ】数理モデル思考で紐解くRULE DESIGN -組織と人の行動を科学する-のレビュー

あらすじ

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本書は、組織や社会の「ルールの法則性」に焦点を当て、「ルール作りの基礎教養」ともいうべき新しい概念(=ルールデザイン)を、独自の切り口(=数理モデル思考)から構築するための一冊です。

幼稚園のお迎えに遅刻した保護者に罰金を科したらどうなった?
道路の混雑状況をドライバーに知らせたら渋滞が逆に悪化した理由は?
野生のコブラを減らすため報奨金を出したら逆に増えた。なぜ?
発展途上国の小学校で教育水準を上げた意外な方法とは?
各家庭に毎月、近隣家庭の平均的な電気使用量を知らせたらどうなった?

一見すると予想不可能な "人の行動" 。
「RULE DESIGN」「数理モデル思考」という2つの視点で、そのメカニズムを解き明かします。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ルール作りについて個人、組織、社会と階層分けしてデザインの指向と具体的な失敗事例を挙げている。ルール作りの失敗事例集として秀逸だと思う。

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2023年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うまくいかなかった規制やルールを集めて考察した本。
内容的には社会科学系の話が多く、たぶん、ほとんど再現性がない話だろうし考察も正しくないものが多いんじゃないかとは思うがたくさんの例を集めており、眺めるだけでも楽しかった。個人的にはコブラの話がよかった。
デザインが素晴らしく、挿絵の威力を思い知らされた一冊でもあった。流行のフラットイラストレーションですごく理解が進むような気になった。

・植民地時代のインドで、コブラによる被害を減らすためにコブラ駆除を目的としてコブラの死骸を買い取るようにしたところ、コブラを飼育して繁殖させる人が多くなった。飼育の途中で逃げ出すコブラも多く、かえってコブラが増えてしまった

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2023年01月02日

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