【感想・ネタバレ】魔女のルルーと魔法使いの塔のレビュー

あらすじ

魔女の子ルルーがおとずれた荒野の農村は、遠い祖国を追われた王子と従者の亡霊によって守護されていた。禁断の扉の向こうにあるという「謎の秘薬」をねらう盗賊を王子とともに阻止するルルーは、ある魔法使いの薬をめぐる悲しい物語を知ることになる・・・。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

バーコードがなかったから、登録するのに手間取った。
魔女のルルーシリーズ6巻目。
娘が子どもの頃買ってやってた本。
ただしシリーズの他の作品はないので他のとの繋がりとかはよくわからない。
魔女と言っても、それこそ昔のヨーロッパにいたような、薬草を調合したりするのを生業とする地味な薬剤師的な存在。しかも、この物語の中では、空飛ぶホウキは壊れてて使えない。直そうにも、旅の途中で、家に帰らないと無理なんだとか。ワンタッチで火を灯すとこは、魔法っぽいけど。
その彼女と連れのぬいぐるみ(喋る)がある村を訪れる。ところが他所から来た悪い魔法使いに拐われた村の子どもたちを救わなければならなくなる。いや、ここはまさしくハーメルンの笛吹きが元ネタでしょう。
ちなみに魔女は先天性、魔法使いは人間が後天的に学んでなれることになってる。ちなみに魔女は歳をとるスピードが人間の10倍だそうで、12歳くらいと見られているが、ルルーの実年齢はその10倍らしい。
前半に出てくる幽霊の二人が、後に大事な役割を果たす。魔女ものだけど、割とハードボイルドな感じもある作品だった。

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2024年03月02日

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