あらすじ
仙台藩にもおぬしのような切れ者がいるとはな――。桂小五郎にそう言わしめた若き藩士・若生文十郎景祐。六尺の長身に柔和な瞳、豪胆でいて細心な気質は自藩を真摯に憂えていた。鳥羽伏見の戦いの後、朝敵・会津藩追討を命じられた仙台藩は窮地に。会津進攻を唱える世良修蔵殺害を機に藩士たちは奥羽越列藩同盟を導き、戊辰戦争へとひた走ってゆく。幕末の新たな英雄を描く感涙の時代長編。(解説・安部龍太郎)
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Posted by ブクログ
私は新撰組が好きで維新志士が大嫌いです。
新撰組◎
薩摩△
長州×
勝海舟××
一橋慶喜×
西郷隆盛△
松平容保○
坂本龍馬××
桂小五郎×
高杉晋作×
榎本武揚△
吉田松陰××
軍事クーデターにより政権を転覆させた薩摩と長州の武力は、江戸城無血開城という肩透かしを受けて、行き場を失った凶刃の矛先が北に向けられる事となる!!!
会津と仙台を中心とした奥羽列藩同盟の発足から戊辰戦争へと物語は進んでいくが、今まで全く注目されなかった実在の人物(Wikipediaを書くなら今のうちです!)若生文十郎を主人公として歴史の流れと官吏の葛藤が描かれる!!!
宮城県が舞台になっているので、宮城県人は読んだ方が良いです!知ってる地名が出るとワクワクします!!!
星は地元なので一個プラスにしておきました!