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Posted by ブクログ
長い、しかもまだ上巻。「鏡の孤城」を読み心が震え、「Another side of 辻村深月」を読み最初の執筆である本書を読みたくなった。でも最初に出した本がこんなに長いなんて…誰もいない校舎に閉じ込められた8人、しかしこれは『ホスト』が作り出したイメージだった。学園祭最終日に自殺したのは誰だったのか、思い出すまで一人ずつ姿を消されるのか、どのようにして元の世界に戻っていけるのか、早く下巻を読まなくては。
辛い
自殺者がクラスメイトの中にいた。その事実が後の進学に影響を及ぼすのではないか。噂されるのでは。っていう不安や悩み。ものすごくわかる。それと同時に自分が助けられたのではという後悔。あの日あの時ああ言っていればという自己嫌悪。そしてまた自分のクラスメイトが自殺しようとしてるかもしれないなんて…。自分は自殺に引っ張られないよう必死だったから自殺を止めようと頑張れる昭彦がとてもかっこよく見えた。
この作品ミステリーって聞いて読んでるんだが、結構ホラーテイスト、リアリティもあって読むのつらいけど面白い。
許
長い間焦らされて,自分なりにいろんな推測をしたけれど,予想外の結末だった。
死という重いテーマを扱っているものの,最後の許しのシーンは,切なく,ある種のさわやかささえ感じた。
否が応でも誰しもが通る道だから,学校が舞台の小説は共感してしまう。
Posted by ブクログ
辻村深月さんの本を読んだことがなかったため、デビュー作を手に取った。上巻は、とても続きが気になる展開で、とにかく真相を知りたい気持ちになった。