【感想・ネタバレ】持続する志 現代日本のエッセイのレビュー

あらすじ

「被爆者の自己救済行動」「沖縄の戦後世代」他ヒロシマ、沖縄、核基地、憲法についての諸エッセイと、「安部公房案内」「中野重治の『梨の花』の文章」等戦後文学への豊かな考察を示す作家・作品論。全55篇。30代に入った著者は、己れの存在の根元に突きささる鋭い痛みの感覚をもって状況への誠実な発言を続ける。1960年代後半、『厳粛な綱渡り』後の第2エッセイ集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初読。分厚い本で時間がかかりました。書かれた時期は1960年代、時代の色が出ている内容で、知っているようで実は知らない時代の空気に大江さんを通して触れることができました。でもその空気は確実に現在にまでつながっていることを感じ、大江さんの変わらない姿勢に思いをはせました。

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2016年06月09日

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