【感想・ネタバレ】ワールド・イズ・ブルー 乱獲、汚染、絶滅――母なる海に迫る危機のレビュー

あらすじ

約40億年前に生命誕生の舞台となり、今もすべての生物にとってかけがえのない海に、重大な危機が迫っている。米ナショナル ジオグラフィック協会付き研究者のシルビア・アールは警告する。1950年代以降、大型魚の数は約1割にまで減少し、浅い海のサンゴ礁のほぼ半数が消失。さらに、“死の海域”の急増や酸性化など、深刻な問題が山積みにもかかわらず、海の保護は遅れている。海はもう待てない。海を知り、行動することからまず始めよう。海と私たちの未来を守るために――。
海洋研究のパイオニアである著者が、豊富な体験と最新の知見をもとに訴える「青い地球」の憂鬱な現実と明日への処方箋。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

地球上の生命は生物多様性のもとで成り立っている。
それを破壊することは自らの首を締めることだと人間は気づかない。
ってこと。
牛や鶏はよくて、なぜ捕鯨はいけないかの視点はおもしろい。
牛や鶏は人間が餌を与えたり、それなりの手間をかけて育てて、その後に食べるのでOK
(この論理だと栽培する植物や養殖の魚もOKってこと?)
捕鯨や漁業で得る魚類は、自然の中で長い年月をかけて成長したものであり、それを人間がかっさらうのはダメ。
クジラやイルカが頭がいいから的な理由もあったが、それはただの感情論だと思う。
無差別に乱獲するトロール網がよくないのは納得出来る。

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2011年03月18日

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