【感想・ネタバレ】巡礼の家のレビュー

あらすじ

生きづらさを抱えた人々への〈希望の灯火〉を描く感動作
いにしえより行き場を失った数多の人々を迎えてきた遍路宿「さぎのや」で、家出した少女・雛歩は自らの生き方と幸せを見つけていく。
解説・青木千恵

※この電子書籍は2019年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

お遍路さんをもてなすのは、功徳を積むためだけでなく、根っこは共に悲しみ、共に苦しむ心、共に生きている者への思いやり。
誰かが辛くしているときには、食べさせて、あったかくしてやるといい。それが、動物としてのヒトを守ることになる。

「あなたには、帰る家がありますか?」
「さあ、帰りましょう。私たちの家で、ゆっくりと休んでください。また、歩きだせるまで、ゆっくりと」

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2023年07月05日

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