【感想・ネタバレ】魔法薬の取り扱いにはご注意を~騎士様は落ちこぼれ魔法使いを殺したいほど愛したい!?~のレビュー

あらすじ

「ルイス・ダウエルが亡くなった」──騎士・サディアスが告げたのは、モニカの師であり王国で最も有名な魔法使いの訃報だった。恩人であり、父親のような存在でもあった師匠の死を受け入れる時間さえないまま、モニカは遺品整理に駆り出される。物であふれたルイスの部屋の片づけをサディアスも手伝ってくれるのだが、落ちていた紙に足を滑らせた彼は小瓶に入った正体不明の魔法薬を頭からかぶってしまう。こんな事態、魔法使いとして最大のミス! しかし彼の濃紺の瞳に見つめられ、不覚にもドキドキしてしまうモニカ。もしかして、そういう系の薬じゃ──そう思ったとき「なんだか無性にあなたを殺してしまいたくなる」──な、なんで……!?

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自分を保護し未来へ導いてくれた師匠が突然亡くなったと告げられ遺品整理に王城へ駆り出されたモニカ。王城では周囲から半人前と揶揄され気分の良いところではなく、また見張り役の騎士が師匠が作った用途不明の魔法薬を被ってしまい、さらに厄介なことに。でも、この魔法薬、師匠からの最後のプレゼントだったのでしょうね。自己評価の低いモニカが不器用だけれど優しさを感じさせる騎士に認められることで成長を遂げる穏やかな、だけれどテンポ良い、たいへん読みやすいお話でした。

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2022年12月05日

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