あらすじ
シナリオプランニングは粘り強く考え抜くための最強の戦略思考ツールだ。
いまの不確実な時代、「見立ての力」を手に入れるためにも必須となるスキル。
シナリオ作りが目的という誤解を正し、戦略思考の素晴らしい世界を示す画期作!
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Posted by ブクログ
シナリオプランニングといえばシェルというイメージですが、実際本場シェルでシナリオプランニングを学んできた筆者が一冊丸々400ページシナリオプランニングについて解説した本。アプローチも詳細に記載されていて勉強になる。Kearneyが出してる本と読み比べると違いがかなりあって面白い。
Posted by ブクログ
●2026年5月16日、ツィッターでフォローさせていただいている「kuto(Bil)(@kutobill)」さんが以下をツイートでおすすめしていた。「シェルに学んだシナリオプランニングの奥義」と「シナリオ・シンキング 不確実な未来への「構え」を創る思考法」の2冊。
ツイート:
「あとシナリオシンキングもほぼ流行ってない。
なぜなのか。」
「私がウクライナ戦争が始まったときに行った非常に簡易的なシナリオシンキングはこういう感じだった。長くなるので最も極端なシナリオのみ掲載。14本用意している。シナリオシンキングではありうるシナリオをできるだけ書き出し、それに主観的確率を振って備えるのである。予測というより将来への備えのためだ。
「最も悲観的シナリオ」
・ウクライナ全土がロシアに占領され消滅
「悲観的シナリオ」
(略)
「中間的シナリオ」
(略)
「楽観的シナリオ」
(略)
「最も楽観的シナリオ」
・ウクライナ全土(クリミア除く)からロシアを排除して停戦
・ウクライナ全土(クリミア含む)からロシアを排除して停戦」
→シナリオ・シンキングって言葉をはじめて聞いた。
Posted by ブクログ
シナリオプランニングという手法に関心があり本書を手に取りました。シェル社がこの手法を使うことで有名だというのは聞いたことがあったので、その意味ではシェルでシナリオプランニングに参画したという著者の体験談からくる説明は生々しく説得力があったと思います。またシナリオプランニングだけでなく、未来を考えるフレームワークとしての、探索的/規範的なアプローチ、という区分に加え、帰納的/演繹的アプローチの2×2で考える、というのは頭の整理になりました。
また、シナリオプランニングをするには、まず現状を説明する図を描く必要があること、そして現状はそのまま是認し(よい・わるいではない)、現状を説明する「フィードバックループ(プラスとマイナスがある)」を考えよ、というメッセージが特に印象に残っています。
本書では、実際のシナリオ作成の手順やツールの説明がありますが、私が本書から感じた一番のメッセージは、結果としてのシナリオはもちろん重要だが、シナリオプランニングの過程がより大事ということでしょうか。かつて米国元大統領のアイゼンハワーが、「(戦争において)プランは役に立たないが、プランニングは役に立つ」というようなことを言っていました。状況が目まぐるしく変化する戦時においては、プランはすぐに破綻するけれど、綿密なプランニングの過程を皆がすることで、各人が状況に応じて正しい意思決定ができるようになる、というような意味だと思います。それと同じエッセンスを本書からも感じました。
本書を読んで、何かの機会に会社の中でシナリオプランニングをしてみたいと思いました。いろいろな気づきがある本でした。
Posted by ブクログ
シナリオプランニングの進め方や手順と難所を網羅されており、実践的にまとめられている。未来を完全に予測するのは不可能という事を前提において、不確実な未来にどう向き合うか。その中でビジネスだけでなく自分の人生においても、どうシナリオプランニングしていくかが本質的に必要なことなんだと理解しておくことにする。