あらすじ
コーヒー市場に革命をもたらしたスターバックス。
同社の特徴は、徹底した社員本位の経営。社員の利益を図ることは、コスト増で利益減となるどころか、経営者が予想もしなかったほどの活性剤になっています。自分の会社が好きになり、会社の方針・目標に共感した社員は、会社発展のために努力するようになる。社員が自尊心と誇りを持てば、さらに家庭や社会への貢献につながる…。
企業が大きく成長するには、利益追求が第一ではなく、正しい価値観と人材を基盤とした経営が必要でることは言うまでもありません。その要は真心。ハワード・シュルツCEOの自伝のかたちを取りながら、古風ともいえる同社の戦略を詳細に描きます。
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Posted by ブクログ
良本です。日々何気なく飲んでいるスターバックスのコーヒーですが、
その意外な歴史が知ることができました。
その中でもお気に入りは。
スターバックスは元々は買収されて今のスターバックスがある!? スターバックスは元々違う社長さんがやっていて、コーヒー豆販売店でした。
しかしお店でエスプレッソコーヒーを飲ませたい!ということで、
元々スターバックスで働いていた人が独立した後に、
スターバックスを買収して今のスターバックスがあります。
ちなみに他にもスターバックスで流れている音楽を売ったりということもしたらしいです。
スターバックスの由来。
スターバックスの名前の由来は、北西部に関連する名前がいいということで、
レーニア山という山の採掘場の『スターボ』と 『白鯨』のピークォド号の一等航海士の名前がスターバック
という二つから「スターバックス」となっています。
今ではいたるところにあるオシャレなカフェ、スターバックス。
その背景には色々なことがあったのですね。。。 スターバックスがこれからはもっと美味しく飲める気がします。
Posted by ブクログ
スターバックスという空間は、どのようにして作られたのか?
世界の大きな都市にはどこにでもあると言っていいほどの店舗数を構えるスターバックス。
イタリアの深煎りコーヒー「エスプレッソ」を主軸に今まで歩んできた数々のストーリー。
『スターバックス成功物語』
会長兼CEOのハワード・シュルツ氏が綴る、自己啓発の要素を含むビジネス・エッセイ本。
本書を読んで印象に残った3点を紹介します。
1つめ、社員とコーヒーの品質に重点をおいた社訓
2つめ、自分を導いてくれる助言者を探し続けること。
3つめ、損得だけではない思いやりの思考
会社の目的は利益を求めることではあるが、スターバックスは収支が赤字になろうとも、利益より品質を優先する会社だ。
スターバックスは社員と対等な立場に立ち、社員に愛される職場環境を作り、その社員はこよなくコーヒーを愛する。
ハワード・シュルツ氏の人を思いやる温かい志が感じられる1冊!