【感想・ネタバレ】ひとひらの雪(下)のレビュー

あらすじ

和服を好み、睡蓮のような楚々とした魅力をもつ人妻・霞は、伊織から愛されて艶やかに変わろうとしている。伊織もそんな霞を好ましく思い、ふたりの情事は大胆さを増してゆく。しかし伊織は現代的な美しさと若さをもつ笙子も捨てがたく、ふたりの間を行きつ戻りつする。別居中の妻との離婚が成立しそうな矢先、笙子が伊織から去ろうとして……。四季折々の花や風景を巧みにとりいれ、男女の愛の精神と肉欲を彩りゆたかに描きだす長編小説、いよいよクライマックス!

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Posted by ブクログ

妻とは別居中の中年男性が主人公。主人公の伊織には部下の笙子という愛人がありながら、新たに人妻の霞とも関係を持つ。
なんとも、中年だというのに、元気だなあという印象です。
建築家なのですが、本当に仕事をしてるんかい?とツッコミもいれたくなります。
男性の願望というか、利己的な面が全開で、本来ならとても嫌なヤツなのですが、馬鹿だなあと思う面もあり、男性っておバカで勝手な生き物なのだと思いつつ全部読んでしまいました。

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2015年05月02日

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