【感想・ネタバレ】スティグリッツ 公共経済学(第3版)下のレビュー

あらすじ

効率性と公平性を両立させる税制とは?

ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツ教授による定評あるロングセラーテキスト
租税の理論と地方財政、財政政策の問題をやさしく解説
待望の原著第4版の翻訳!

コラム・練習問題も充実


「日本が、パンデミックや気候問題の解決、また不平等危機の回避、さらには製造業中心からグリーンおよび高齢化社会でサービス・知識中心の経済に進もうとするときの大規模な構造転換を首尾よく行おうとするならば、公共部門が重要な役割を果たすであろうし、またそうしなければならない。本書は、公共部門がその役割を最もうまく果たし、その結果としてすべての日本人の福祉水準を高めるための方法を示す原理を教えてくれるだろう」(「日本語版への序文」より)

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Posted by ブクログ

政策決定において重要な,公共経済学の体系的な教科書。ミクロ経済学・マクロ経済学の初歩から少し進んだ話題を扱う。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

何かと一般的にも話題になることが多い税制であるが、理論的な研究の蓄積(の初歩)を理解するためにはこの本が最も優れている。
経済学的な税の帰着については、租税法だけを学んでいると理解ができないので勉強になった。
(上巻にも言えることだが)グラフが多用されている一方で、数式による説明が省かれており腑に落ちない箇所もあったのが玉に瑕。

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2025年07月28日

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