【感想・ネタバレ】闇塗怪談 終ワラナイ恐怖のレビュー

あらすじ

母は怖い顔で俺の口を塞いだ。
アレは確かに禁忌だったのだ…

最後に明かされる、著者自らの体験談。
忌まわしさ。
おぞましさ。
恐れと畏れ。
全ての怪を解放し、全ての頂を超えるシリーズ最終巻!

営業部員が会社のブログで実話怪談を綴り始めたことから生まれた人気シリーズ「闇塗怪談」が本作をもってついに完結。
著者自らの体験を中心に、これまで封印してきたすこぶる曰くつきの話を全て解禁する。
・昏睡状態に陥った著者が見た奇妙な夢…「五日間、眠り続けた」
・火事で被災した人々に食事を振る舞う家に現れた不気味な親子…「そこにいたモノ」
・幼い頃からいつも一緒に遊んでいた二人組の男女。両親はアレとは遊ぶなと言うのだが…「マサル」
・著者の母が幼い頃能登の蔵で見た異形…「鬼女」
・夢に現れる女性の絵を描き続ける男。やがて絵に変化が…「書けなかった話」
ほか、大ボリュームでお届け。
本を閉じても恐怖は終わらない。闇よ、永遠なれ。

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Posted by ブクログ

次のシリーズが出るかどうかってTwitterに書いてあってめっちゃ面白いのにもうないの??とおもってたら新シリーズが決まったそうなのでよかったー!!と安心しして読みました。
営業のKさん自身が経験されたはなしが多くて余計に面白かったんだと思う。
距離感が近い。

興味深いはなし。
『金沢駅に纏わる話
『そこにいたモノ』
『視界ゼロ』
『お迎えにきたモノ』
『余命宣告』
『逃げ込んだ部屋で』
『輪島の民宿で』
『未開通』
『敦賀峠』
『幽霊なんかいねえよ』
『マサル』
その角を曲がったら異界というか、ここにも異界はあるんやなとわかるような怖さがあったですよ!
新シリーズ楽しみにしてます!

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2023年01月30日

購入済み

締めくくり

闇塗怪談シリーズも本作で最後になるとのことで、これまで収録出来なかった、著者や周囲の人々の体験談が多く語られる。しかし、怪異譚はこれで終わるはずもなく、続々と著者の元へ届いているようだ。これらを世に出すのが著者の使命であり、新たなシリーズとして公開されるのを待っている。

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2023年01月04日

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