【感想・ネタバレ】大江戸あにまるのレビュー

あらすじ

石樽藩の江戸留守居役の下で働く小暮幸之進は、お人好しで失敗ばかり。おまけに剣術も苦手だ。ある日、草花や獣に目がない乾福助という変わり者が国許からやってくる。同じ頃、異国の「あにまる」――駱駝に豆鹿に羊、山鮫(ワニ)、猩々(オランウータン)が江戸を賑わす事件が勃発! 侍らしからぬ凸凹コンビが舶来の動物たちと出会い奔走する。さらに男勝りの藩主の妻・小桜まで登場してますます大騒ぎに! 笑って泣いてやっぱり笑っちゃう。涙と笑いと動物がいっぱい。著者初挑戦の傑作時代小説!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2023/8/22
大好き山本幸久作品。
もっと流行ってもいいのに。なぜだ。
作者の名前が地味だからか?w
今回もめちゃめちゃ楽しく読んだ。
流石に江戸時代だから流珈琲はなかった。
最後にちょっと歴史上の人物の種明かしがあってドキドキした。
みんな概ね元気に暮らしていたようでよかった。
勝って苗字気になるなとと思ったら勝海舟だったりね。
読んでて楽しい本、貴重やで。
みんなもっと山本幸久を読んで幸せになればいい。

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2023年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

荒唐無稽感のなんと豊かなことよ。それだけ、江戸は遠くなった。私が子供のころはまだ祖父母からご維新の話を聞いた年寄りがいたが、今その距離にあるのは第二次世界大戦。時間がつくってくれるものは確かにある。

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2023年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸時代、オランダ船に乗ってやって来たラクダが日本全国を回った話は知っていますが、その他の動物はどうなんでしょうね?

江戸末期の有名人が入れ代わり立ち代わり登場するエンターテイメント。

幸之進が抱いている、お夕の方の思い出が切ない。

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2023年09月11日

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