【感想・ネタバレ】「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニックのレビュー

あらすじ

技術書の表も裏も知り尽くした人気作家が、
読書を血肉にするコツとテクニックを教えます。

おそらく本邦初、
「技術書(コンピュータ書)」の
読書術を指南する本が登場!

次々と新しい技術が登場する時代、
書籍からうまく知識やスキルを
得られるかどうかがIT職のキャリアを
左右するといっても過言ではありません。

技術書の表も裏も知り尽くした
人気作家2名が、その秘訣を教えます。

【本書の内容(一部)】
・自分に合う本を見つけるために
・プログラミング書のうまい読み方
・数学書や英語の技術書はどう読む
・効果的な読書メモを取るには
・名著の罠/悪書に当たったら
・エキセントリックな読書術も

【著者】
●IPUSIRON
2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス)を上梓。情報セキュリティと物理的セキュリティを総合的な観点から研究しつつ、執筆を中心に活動中。主な書著に『ハッキング・ラボのつくりかた』『暗号技術のすべて』(翔泳社)、『ホワイトハッカーの教科書』(C&R研究所)、『ハッカーの学校』『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』(データハウス)がある。近年は執筆の幅を広げ、同人誌の執筆や翻訳書も手がける。執筆以外に、セキュリティカンファレンス「ゆるいハッキング大会」での講演などがある。

●増井敏克
増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)。情報処理技術者試験にも多数合格。また、ビジネス数学検定1級に合格し、公益財団法人日本数学検定協会認定トレーナーとしても活動。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。著書に『プログラマ脳を鍛える数学パズル』『IT用語図鑑』『図解まるわかりデータサイエンスのしくみ』(以上、翔泳社)、『プログラミング言語図鑑』(ソシム)、『基礎からのWeb開発リテラシー』(技術評論社)などがある。

【目次】
第1部 選び方
1-1 あらゆる手段で本を見つける!書店の歩き方からITツールの活用法まで(著:増井敏克)
1-2 世界が広がる!貪欲に本を求めれば、出会うはずがない本にも出会える(著:IPUSIRON)

第2部 読み方
2-1 比べて、使い分ける。時間をムダにせず理解を深める(増井敏克)
2-2 ルール無用。精読、多読、乱読し、読書の枠を超えてゆけ(IPUSIRON)

第3部 情報発信&共有
3-1 成長のチャンスはアウトプットにあり(増井敏克)
3-2 アウトプットも「遅すぎる」ことはない(IPUSIRON)

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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Posted by ブクログ

なかなか技術書を読破するが難しい悩みの解決になればと、この本を読みました。
読んだ後の感想は、読書のモチベーションがかなり上がってよかったです。
二人の著者の方が、それぞれの本の選び方、読み方、情報発信&共有について記載してます。
それは様々なアプローチがあって、その中から自分に合ったものを見つけるのがこの本との向き合い方だと思いました
ですので、手っ取り早く「最高の読み方」を提唱してもらうことを期待するとちょっと、肩透かしを食らうかもしれません。
しかし、ピンポイントに良書だけ読むと言うのも現実的に難しく、良くても時代遅れだったりする事を考えると、多読の必要性を感じました。

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2025年03月20日

Posted by ブクログ

わかるわかるーという話も多いが、技術者ならではの視点で具体例が書かれているので、なるほどそういう方法もあるのか、というヒントが得られる。
サクッと1日もかからず読み終えられるので、一度目を通してみて自分の読書の仕方を見つめ直してみるきっかけにすると良さそう。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

技術書を読んでいて直面した覚えのある問題が2人の著者の視点で紹介されており、非常に参考になりました。
タイトルだけ見ると、読むテクニックのみに焦点が当てられてるように感じられますが、著者が使っている書見台やアウトプットのコミュティの紹介があったり、まさに私が求めていたことを網羅してくれている本でした

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2024年05月23日

Posted by ブクログ

内容としては特別新しいことは少なく感じたが、それをやる意義を強く感じるものであった。
とりあえずできることから試していきたい。
まずはこの本についてレビューを書くなりアウトプットすることから始めようと思う。

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

読書について幅広い観点で書かれている。中には共感し難い内容もありますが、それも含めて面白いと感じた本だった。

参考になった部分

①一点突破読書法
同じ分野の本を何十冊も読み、その分野を強化する。まずは社内一詳しく、やがては第一線へ。

②くじ引き読書法
年に一度くらいは完全ランダムで本を選ぶと、新たな面白いことに出会えそう。

③サンクコストの考え方
本を読むには、本の値段だけでなく、その本を読むために必要な時間もコストとして必要。そのうえで、その本は今、本当に読むべき本か、優先度をつけることも大切。また、本は必ずしも読破しなくてもよい。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

これまで自分自身、何気なく最初から最後まで目を通していた技術書
技術書を執筆しているプロの視点で、読み方が学べる凄くいい本になっています。

ゴールから逆算して必要な部分だけを読むパラシュート勉強法、90分等の時間を決めて制限時間内に本を読み切る制限時間読書法など
コスパよく学習ができる、実際に早速真似してみたいと思える内容が盛りだくださんです。

技術書の読み方に悩んでいるならば、手にとって損はない一冊になっているかと

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

著者のおふたりそれぞれの本の選び方や読み方が全然違って面白かったです。吟味して読むためのテクニックも沢山読んで血肉にするためのテクニックもためになりました。あと読書術に留まらずアウトプットまで言及しているのもよかったです。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

技術書に限らず、本の選び方・読み方・得た知識のアウトプットについて様々な提案やヒントを与えてくれる。
これまで本をあまり読んでいない人には特に参考になると思う。

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2025年07月11日

Posted by ブクログ

技術書に限らず、読書における本の選び方、読み方、アウトプットのやり方について記載されています。

自己学習のモチベーション上がります。

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2024年11月18日

Posted by ブクログ

自分のできることを増やしたいと思って「技術書」を手にすることが多い.どのように自分のものにするか興味あるところ.この本では,技術書のみならず自己研鑽を扱った本をどう読むか指南する.得られた知識を定着させるためには,単に本に書かれたことを頭の中で展開するだけではなく,自分なりに頭・体を動かしていかなければならない.そして最終的に何かしらアウトプットを心がけたい.

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

読書術の本を読み漁っていて、技術書という物が分からず読んでいた。プログラミングを趣味で少し勉強しているからどういう本を対象にしているのかなんとなく想像できた。技術書に限らず読書術についても書いてあり学びになった。
断裁書の使い方も初めて知ることができた。全部読まなくても良いことも。

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2024年09月26日

Posted by ブクログ

主にIT系の技術書を対象にした、本の読み方の本です
読書法といっても、書店での選び方から、SNSでの感想のシェアまで扱っています
読書効果を最大まで拡張するために、理系の人がたくさん頭を捻られた印象がありました

私はIT系の技術書を昨年度から腰を据えて読み始め、しかし今だにアンケートシステム1つ手作りできない体たらくでした
読んだ知識を技術に身につけれない1年を過ごし、そもそも技術書をどう読めばいいのか、そして技術書の読み方が分からなくなり、漠然とした不安をかかえていました

本書を手にとって、技術書とはこう読めばいいのかと目からウロコが落ちるというよりかは、技術書への「絶対的に正しい読み方がある」という強迫観念を緩めてもらった感じでした
モチベが上がるというよりは、安心して技術書を読めるようになる感じでした

推奨される読書例をあげるのが基本的で、ダメな読書例をあげるディスりは少なかったです
改善の参考になる例もあれば、自分の読書法は正しかったと背中を押されることもありました

私が所属しているコミュニティは閑散としており、得られるものがありませんでした
紹介されているdiscordコミュニティは始めてみるものばかりで、活発な交流を期待して登録してみようと思いました

こういった読書術本にありがちな、本が好きな自分がテーマにすり替わっている失敗はしておらず、読者のために書かれているので好印象でした
自画自賛から切り分けて、読書術の紹介に忠実なのは技術書のプロだからでしょうか
技術書をモノにすべく、例を参考にして、もう一度挑戦してみようと思います

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

「技術書」だけじゃなく、何かを学ぶための読書術って感じでした。
アウトプットせよ、ってあちこちで100万回くらい言われてますが、まあそうですよね。
誰かに見せるためだけでなく、自分のためにもアウトプットしなきゃなぁ

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

本を選ぶところから、知識を定着させるところまで様々なコツが書かれた本。技術書でなくとも通ずるところが多くある。
特に、自分が何を目的として、どういった本を探しているのかを明確にするのが重要だと感じた。

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

専門書の読み進めや数学書の読み方を学べる
どんな目的でどんな手法で学べば良いかも書いてあるので学び始めに良い本

また購入から読み終えた後の部分まで書いてあるので定期的に読み返したい一冊

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2024年02月13日

Posted by ブクログ

読書×プログラマーという既出ジャンルをうまく組み合わせて新しい切り口を生み出しているパターン。
プログラマー界隈だと読書術のジャンルに触る機会も少ない人も多いと思われるため、良い本と思う。

個人的には既出知見が多かったためサラサラ読み進めたが、自分の読書方法についても改めて考えることが多く、学びが多かった。

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2023年10月28日

Posted by ブクログ

新しい技術を学ぶ時に世話になる技術書の扱い方を提案している一冊。
現代ではインターネットで調べる方が多いでしょうが、書籍は情報の鮮度は落ちても体系的にまとまっている利点があります。
しかし実際に読んでみると、わからなかったり挫折することがあると思います。
それは何故なのか、選び方や読み方のコツは何なのか、を解説しているのが本書です。
様々な工夫が盛り込まれていますが、塗り潰しやページ破りは司書として受け入れ難い読書法です…。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

相反する内容も含みながら、2名それぞれの読み方を示してくれている。技術書に留まらず色々応用できるなとは思いつつ、破壊して分冊する勇気はない。ざっと読みでどんどん進めよう。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

若干タイトル詐欺じゃないかと感じた。
「技術書」に限定された読書術は全体のごくわずか(「プログラミングの本は実際に手を動かす」程度)で、どちらかというと「技術者の読書術」という形で「著者らはこういった方法で(技術書に限らず)読書をしている」という内容だった。
読書に使用しているツールやその方法の紹介(Notionを使用した読書ログ / 書見台の活用など)は参考になる部分はある。が、やはりタイトルから期待した内容は得られなかった。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて買った本。2人の著者の技術書の読書法が公開されているのは面白かった。技術書は必ずしも全部読まない、この辺は確かにそうだよなぁと思った。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

二人の視点の異なる著者の技術学習に対する考え方と方法がつらつらと述べられている。目新しいやり方などはあまり無かったが、参考になる部分を取り入れれば良いという感じ。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

読み方としてまずは全体像を把握するというのは非常に良いと思った。私自身も初学者向けの本を読んだが、序盤で挫折することもあった為だ。またナンバーワンになるのではなく、色々な要素を組み合わせてオンリーワンになるという考えもなるほどなと思った。1年で1分野に詳しくなれるよう精進していこうと思った。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

最近技術書あさりをするようになったので、技術書の読書術というタイトルに惹かれて購入しました。

内容を簡潔に表すと本のさがし方、読み方、アウトプットの仕方になります。

自分に合うかはさておき、2人の著者独自の読書術を学べます。読書のとらえ方や視点の違いに気付ける本です。
技術書に限らず読書のためには参考になる本です。

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2024年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

技術書は手を動かす系も多くただ読むだけではないので時間がかかると思っていたので他の人の読み方も知りたくてこの本を手に取りました。

個人的には技術書の飛ばし読みテクニックの全部読む必要はない、分かりやすい本から始める、時間を区切って読むなどが勉強になりました。

読書をする人ならなんとなくわかっているようなことですが、なんとなくの部分がちゃんと言語化されていって読みやすいし面白かったです。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

あんまり響く内容は無かった印象

以下、備忘録
 ・やっぱりアウトプットは必要
 ・無理して読むのはコストの無駄
  →時給換算すると読む時間にもコストが発生してる
 ・同じテーマの本を3冊読むと知識が広がり気付きも増える
  →20冊読めばその道にかなり詳しくなれる
 ・技術書類は手を動かす事も大

結論
 読書のモチベを保つ為に読書記録を取りながらとにかく読む
 さらっと読むだけでも良い
 とにかく読むのだ

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

網羅的に書かれたハウツー本。技術書といいつつ、読書全般に当てはまるかも。pdfのdeepl翻訳とconnected papersは参考になった。

フレーズ
大切なのは技術を見かけた時に理論を調べる癖をつけること。

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2024年03月21日

Posted by ブクログ

本の選び方等、技術書以外の一般書にも使える方法を教えてくれる。読み方については既に取り入れてる方法もあり、自分に合いそうなものは見つけられなかった。

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2024年02月27日

Posted by ブクログ

ITエンジニア向けに寄った読書術についての本であるが、凄い目新しいことが書いてあるわけではない。自分もやってるけどこういう視点はなかったなとか、いつかやりたいと思っているけれど理由をつけてやっていなかったなといったことを考えながら読んでいた。アウトプットという点は自分でも気にしているので、このようにレビューも書いているが、伝えたいものが明確になっていなかったり、書きたいことをうまく言語化できていなかったりする。なので次は文章術の本を読んでいこうと思う。

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

大量にインプットすること、
そしてアウトプットすること。

まず短時間で通読する。
重要なところを繰り返し読む。
技術書は、手を動かす。

一つの専門領域で20冊読む。
最先端の論文まで手が出せるレベルをめざす。
いくつかの領域で、これを繰り返すと、
複数の専門分野ができ、オンリーワンになる。

に、関係ない分野も積極的に読むことで
視野が広がり、オリジナルの発想ができるようになる。

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

タイトルは技術書だが、特に技術書だから有効な話が載っているのではなく、読書全般の方法論が語られている。読書に役立つアプリケーションの使い方をOS別に書いてあって、自分にとっては不要な内容。もう少し技術書の読書ならではの気づきを期待していたが、そう言う内容とは異なっていた

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2023年09月25日

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