【感想・ネタバレ】本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式のレビュー

あらすじ

コロナ禍でさらに進んだ貧困問題
想像を絶する貧困のリアルから様々な支援の方策まで――国内外の最底辺を取材し続けてきた著者が若い世代に全力で届ける感動の講義。

※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

貧困って自分の中でどこか当事者意識がなかったなってこの本を読んで気付かされた...
前、教育はお金を生まないと思われがちだけど、高水準な教育が犯罪を減らし、刑務所の運営費や犯罪者の矯正費を減らすことで結果的に経済的な効果があるって学んだことを思い出した。生活保護等もしかりだけど、貧困は社会全体の問題なんだよね。
貧困の解決って、ただ貧困層にもお金が行き渡るように均一化することじゃなくて、貧困が社会問題を引き起こす前に貧困者が困っていることを解決する・自己肯定感を取り戻せることが大切なのかなって思った。
日本の貧困は途上国と比較したらマシなのかと勝手に思ってたけどそれも違うと思った。日本の貧困は見えにくくなっているだけだった。精神的な面でおうハンディキャップが大きい、つまり自己否定感が育ちやすい。(心の"がん"っていう表現は少し気になったけど...)
今まで私は自助・公助の考え方しかできてなかった気がする...。"共助"や"地域支援"の視点でこれから社会を見ていきたいし、貧困に限らずいろんな社会問題において大切な視点だと思った!

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2023年08月20日

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