あらすじ
■ドラマのような熱いチーム…などということが、
なぜうちの会社にはないのだろう?
本書に興味を持って頂いた皆様は、
おそらく、部下を持つ立場にあるリーダーの方々だと思います。
(もしくは今後、そのようなポジションにつくであろう人だと思います。)
突然ですが、
ドラマや映画に登場する仕事に熱く、絆のあるチーム
一度は憧れたことはありませんか?
流石にあそこまでは、と思いながらも、
…などということが、なぜうちの会社にはないのだろう?
このページに来て下さった皆様は、
●色々なマネジメントの手法を取り入れて実践してみた
●コミュニケーションは本を参考にいつも気にかけるようにしている
など、意識高く取り組ませている方々だと思われます。
それでも、会社やチームの状態に満足しきってないから本ページに来て頂いていると思います。
ですが、安心してください。
皆様の意識はもちろん、やり方も間違っているわけではないのです。
ただ一つ、皆様は知らないだけなのです。
部下の心にスイッチを入れるには、『人間心理の3大原則』を知らねばならないのです。
※本作品は2002年に刊行された『「仕事ごころ」にスイッチを!』を改題、再編集いたしました。
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Posted by ブクログ
チームマネジメントの参考になった。
●組織戦略には経営全体の13%以上さいてはいけない。営業戦略53%、商品戦略27%、組織戦略13%、財務戦略7%。13%だが重要なので、13%で済むような取り組みをしないといけない。
●神話となるチーム作りの3大原則
1.「快」と結びつける
お金ではなく、魂のごちそうでフィードバックする。魂のごちそうとは、「自分の力で成し遂げたことが誰かのためにもなり、そのことで与えられたフィードバック」。なので、「ほめる」ことが大事。
「ほめる」ではなく「ねぎらう」ことが大事。ねぎらうは相手に対して敬意を込める。「ねぎらう」は無条件の行為であり、「ほめる」は何か条件があって実施できること。叱ってもねぎらうことはできる。
2.意味を与える
「何をやるか」ではなく「なぜやるか」を伝える。なぜやるかを教えられずにやることは非常に不快である。
ラスベガスのホテルでは「計画的不服従」という経営方針がとられている。これは部下に対して、管理職がなぜやるかを説明するように義務付けたもの。説明が不十分であれば、部下は業務を拒否することができ、この取り組みで離職率が下がった。
3.演じさせる
人は自分が期待した通りの人間になる。なので、心の中でも期待して、態度に示して、こういう役割を担ってほしいと伝える。
●部下の抵抗
人は恐れているから抵抗する。恐れとは変化への恐れである。恐れに対抗するには、やっていることを楽しむこと。楽しみは伝染する。
●チーム作りには共感の土壌作りが必要。ただ、共感の軸を明確にしないと、周りのメンバーは何に共感してよいかわからない。
ビジョンを明確にするために5分で理想の一日を書く。そうするとやりたいことが明確になる。また、ビジョンは1回では伝わらないので、何回も伝える必要がある。