【感想・ネタバレ】東京水辺散歩~水の都の地形と時の堆積をめぐるのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13096-1)も合わせてご覧ください。

「ブラタモリ」でもおなじみ!
陣内秀信先生,松田法子先生らが案内する魅惑のTOKYOガイド

東京は凸凹地形であると同時に,水都ととも表現されるように,水との関わりが深い都市です。

江戸時代には水路が江戸市街を縦横に走り,人々は舟を日常の交通手段や輸送手段として活用していました。多くの水路は高度成長期に埋め立てられてしまいましたが,その痕跡は今も街のいたるところに残っています。

また,意外と知られていませんが,東京には今もあちこちに湧水が存在しています。水の湧く場所は古くから人が活用してきた場所でもあり,古代より人の生活の場所でもありました。

本書では,東京の隠れた魅力である水辺に注目し,都心・下町のエリアはもちろん,巨大都市の西側に広がる山の手,さらにその外側の武蔵野台地,そして多摩地域にまで意識を拡大し,時空を超えて,東京に潜む「水の空間」のユニークな姿とその面白さを描き出そうと目論んでいます。表層的な部分だけでなく,その下に埋もれた地層や,湧水地のもつ本来の意義から都市の生態系を考察していく,アタマとカラダで楽しむお散歩ガイドブックです。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

“水辺”をキーワードに江東区のデルタ地帯から西部の井の頭池、多摩川まで東京の水辺を攻める本。我が家のそばの等々力渓谷も特集されていたのだけど、現在は立ち入り禁止なのです。

0
2025年11月19日

「スポーツ・アウトドア」ランキング