あらすじ
ジルク=ルーレン28歳。
いわゆる"独身貴族"である彼は、前世でも「独身」を貫いて孤独死し、その生き様を気に入った異世界の神「独神」によって転生。2度目の人生を異世界で謳歌していた。
異世界に転生しても、あくまでジルクが目指すのは優雅な独身生活。「魔道具師」という職を手に入れた彼は、生活をより豊かにするために魔道具の製作に邁進する。しかし、そんなジルクの「優雅な生活」を脅かす事件―――まさかの隣人トラブルが発生し……!?
新キャラ登場も見逃せない、結婚しない男の暮らしを描く、異世界コメディ第2巻。
感情タグBEST3
一人でコーヒーを味わう贅沢
主人公は一人でいるのが大好きで、一人でコーヒー店を探して楽しんでいる。そこのマスターに頼まれてコーヒーミルを製作するのだけど、その過程で知り合う貴族との交流を通じて得るものも大きい。結局、一人ではないのだけれども。
幻想世界に家電製品があったら?
物語の根幹となっている切り口が面白いと感じます。
ファンタジーの世界に家電製品を持ち込む要素が良い、持ち込むといっても実物を持ち込むのではなく、存在するならどのような物となるのかということを工夫しているところが面白い。そこにのんびりとした生活や現代の嗜好品や料理を織り交ぜてキャラクター達を立ち回らせているのが好きです。