あらすじ
いま人気急上昇中のコスメブランド「OSAJI(オサジ)」。代表を務める茂田正和さんの最新スキンケア理論を初書籍化。
「スキンケアの誤解」について、化粧品ディレクターならではの知識をもとに、ズバッとわかりやすく解説します。
大人世代がはじめるべき美容・やめるべき美容や肌と五感が喜ぶ献立術、スキンケアの素朴なお悩み解決法など、読みどころ満載。
交流があるヘアメイクアップアーティスト草場妙子さんやスタイリスト伊藤まさこさんとの大人女性の肌談義も必読です。
はじめに
第1章 大人の美しさの定義とは
第2章 トラブルや老化の進行を遠ざけるには、肌に備わる機能の健やかさが大前提
第3章 肌機能が目覚めるケアの方法
第4章 美容の6割は食で決まる 茂田流、肌と五感が喜ぶ献立術
第5章 皮膚科学と現代の生活に照らして、やめるべき美容はこの5つ
第6章 シンプルながら効果てきめん はじめるべき美容はこの5つ
第7章 素朴な疑問から手強いお悩みまで 茂田によるスキンケアアドバイス
おわりに
【著者について】
茂田正和(しげた・まさかず)
1978年生まれ。化粧品開発者/「OSAJI」ディレクター。音楽業界での技術職を経て、2002年より化粧品開発の歩みをスタート。皮膚科学の学びについては東北大学皮膚科で教授を務めた叔父に師事し、自身で化粧品企画会社を創業。後に父親が代表を務める日東電化工業と統合し、多数のスキンケアブランドを手がける。現在も日本皮膚科学会、 日本皮膚免疫アレルギー学会、 日本化粧品技術者会、 日本香粧品学会に所属。つねに最新の研究や臨床データをキャッチし、商品開発へのフィードバック、美容関係者に向けてのスキンケアや化粧品に関する講師活動に活かす姿勢が信頼を得ている。執筆履歴は、雑誌「リンネル」「大人のおしゃれ手帖」(宝島社)、「フレグランスジャーナル」(フレグランスジャーナル社)、「momo」(マイルスタッフ)、WEB「スキンケア大学」(リッチメディア)等。趣味の域を超えた料理好きとしても知られ、近年は肌を健やかに導く栄養学や五感にフォーカスした食からのアプローチに力を入れている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これを読んで、朝の洗顔は洗顔料使わずにぬるま湯だけにして、化粧水は手に水分が残るまで2度3度ハンドプレスする、を徹底している。
効果は分からないけど特にトラブルもないので、これからも続ける予定。
Posted by ブクログ
備忘録
肌の機能は正しい保湿で甦る
化粧水で保湿。汗を味方に。でもすぐ拭き取る。
栄養は単体でなく補完し合う関係性で摂取
タンパク質を摂る時はビタミンB6やB12も。
コレステロールは肌のうるおいの救世主。
悪玉化させないようEPA,DHAも併せて摂る。
抗酸化には夏野菜、血流には冬野菜。
やめるべき美容5つ
①「高浸透」を謳っている化粧品
②油分過剰の弊害を招くオイル美容
③帰宅してすぐのメイク落とし
④朝の洗顔に洗顔料を使う
⑤肌を擦る&叩くような美容術
始めるべき美容5つ
①化粧水は手に水分が残るくらいまで
②加湿器や湿度計を寝室に
③頭皮マッサージ
④お風呂上がりに体の末端に冷水を
⑤好きな香りの精油を10本程度つねに手元に
心地よさを味わいながら肌と心の元気を保つ
Posted by ブクログ
この手の本に多い、感覚値や経験値による話が多いものではなく、エビデンスに基づいた内容がとてもよかった。ただ、が故に普段読み慣れている美容系の本よりやや分かりづらいというか、集中して読まないといけない部分はあったので(ビジネス本のような感じ)、感覚的にとにかくワクワクキラキラを求めている人は読みづらいかもしれません。
Posted by ブクログ
雑誌やSNSでおすすめされてる化粧品をついついよく考えずに買ってしまうけど、これを読むと今自分に必要な成分がなにか分かるから無駄買いを抑えられそう。
肌トラブルが出たりして「新しい化粧品が買いたい!」となったときに、一旦立ち止まってこの本を読み返すと良いかも。