あらすじ
おっとり令嬢フローラは、侯爵家の嫡男アドルフと幼馴染。容姿も能力も完璧な彼は――ヤキモチ焼きでどこにでもつきまとってくる厄介な存在でもあった。すべてアドルフなりの不器用な愛情表現なのだが、鈍感なフローラには逆効果。しまいには上から目線で求婚したことで、フローラの長年の鬱憤が爆発!「私は貴方が嫌いです!! だから結婚なんて絶対に嫌!!!!」本気の拒絶を目にした彼は動揺し、プライドをかなぐり捨てて方向転換を決意するが!?
※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ザ・TLです
少女マンガのその先へ、というTLのコンセプト通りで良かったです!可愛いけどドジっ子のヒロインと幼い頃から執着してヒロインを一途に愛するスパダリヒーロー。もちろん初めてどうし。ヒーローに秋波を送る令嬢をヒロインの前でバッサリ切り捨ててヒロインを助ける男前なヒーロー。不快に感じる場面が全くなく穏やかに読めて良かったです!あえて言うなら官能や甘々なシーンが少なかったので、両想いになってからの甘々をもっと見たかったです。
一途なアドルフ
最初に読んだ時は、なんて傲慢なヒーローかと思いましたが、時間をおいて読み返してみると、なぜかヒロインに嫌いと言い返されてからの改心ぶりがすごい(笑)。
ラブシーンは最後の最後にしかほぼないですが、ヒーローの熱意でチャラ、でしょうかね。
哀れすぎる…
自信過剰なアドルフ。自分が好きなんだからフローラも自分のことを好きなんだと思い込んでの行動と独占欲が哀れすぎる。
自分の10年間もの行動がどれだけフローラを苦しめていたかも分からずに、結果すれ違い。
それにしても、アドルフの両親が一番アドルフのことを分かっていたんだというオチもあり、色々なことが収まるべきところに収まった感じ。
何より、アドルフ、お疲れ様っ!というのが一番の感想。