【感想・ネタバレ】おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中(ブレイブ文庫)2のレビュー

偏屈婆さんのおでんが人々の運命を変える!?
変わり種異世界グルメファンタジー!

昔ながらの屋台のおでん屋である春子婆さんは、ひょんなことから異世界へ転移してしまう。

チートな能力が発現するということもない。
異世界でも春子婆さんのすることは変わらず、訪れたお客へおでんを振る舞うことだけである。
おでん屋なのだから。

本作は1話ごとにお客として登場する人物が異なる短編形式で、そんな異世界の住人達が主役となる群像劇。

ぽかぽかおでんで身も心も温まり、ぶっきらぼうな春子婆さんの言葉をきっかけに、ほんの少し背中を押されるお客達。
それぞれの事情を抱え、別々の道を歩む彼ら。しかしやがてそれらは交差し、物語は圧巻の展開に!

くつくつと煮えるおでん。それを春子婆さんがお客へ提供する様子。はじめて口にするおでんに夢中になるお客の様子。
とにもかくにも、こだわりのおでん描写に食欲が刺激されてたまらない!

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購入済み

出会えたことに感謝

一巻で迷い苦しんで、それでも前に進む登場人物達に感動しました。しかし、二巻はそれ以上でした。 彼ら、彼女たちの努力や勇気がまぶしく、こんな形で繋がっていくなんて!  連作短編のような形をとっている作品ですが、それがこれ程効果的な作品は初めてだと思います。  とにかく涙が止まりませんでした。この作品に出会えて本当に良かったです。

#アツい #泣ける #感動する

3
2023年05月26日

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