あらすじ
アンナリーナ・ヴィカンデルは子爵令嬢である。しかしさまざまな不幸が重なり、ヴィカンデル子爵家は没落してしまった。そしてアンナリーナは、借金のカタに娼館へと売られてしまう。絶対絶命の状況の中、覚悟を決めるアンナリーナ。そこに現れたのは子爵家に仕えていた狼獣人のフットマン、エドヴァルドだった。「貴女を助けに参りました」──エドヴァルドはそう言うと、アンナリーナを身請けし娼館から連れ出して……。狼獣人の元従者×不幸な元令嬢。恋に臆病な二人が、想いを通じ合わせるまで。
...続きを読む感情タグBEST3
お嬢様は無垢で天然すぎですね。周囲の者たちがその無垢さと天然にほだされてしまうのがわかります。話の内容はよくある借金のかたに娼館に売り飛ばされた令嬢をお金持ちの元従僕が助け出し、お互い両片思いを拗らせるというものです。短いお話なので、サラッと読めます。
短いお話
獣人かつ従僕であったヒーローと没落した貴族令嬢のお話です。ピンチに駆けつけるあたりが流石ヒーローでした。ヒロインも純真無垢でありながら、ひたむきな性格で可愛らしかったです。ストーリー自体が非常に短く事件らしい事件もありません。そのあたりが物足りなかったです。わざわざ獣人設定にする意味があるのかと思いました。番設定がほしいためだけ?な感じがしました。ストーリーは本当によくあるものなので意外性もありません。