あらすじ
ファイナルガール(名詞)――ホラー映画で最後にただひとり生き残る者
『13日の金曜日』最初の〝ファイナルガール〟も推薦!
「警告しておきます。
本書は、深刻な不安を引き起こす可能性があります。
私を1980年代に引き戻した、クレイジーでエモーショナルな
ジェットコースターのような作品」
――エイドリアン・キング
『13日の金曜日』『悪魔のいけにえ』『ハロウィン』『エルム街の悪夢』『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』『スクリーム』
ーー名作ホラー/スラッシャー映画へのオマージュが満載。
シャーリーズ・セロン+アンディ・ムスキエティ監督(『IT イット』)で、
HBO MAXにてドラマシリーズ企画が進行中!
〈あらすじ〉
〝ファイナルガール〟とはーー
ホラー映画でクレジットロールが流れるラストまで生き残った者のこと。
殺人鬼に反撃し、打ち負かし、友人たちの仇を討つ者。血まみれになりながらも勝利をおさめる者。
だが、サイレンが遠ざかり、観客が立ち去ったあと、彼女はどうなるのか?
リネット・ターキントンは22年前の大殺戮を生き延びた現実のファイナルガール。
その経験は以後の彼女の生きる日々を決定づけた。
彼女はひとりではない。
想像を絶する殺人事件で生き残った女性のためのサポート・グループに10年以上にわたって参加。
ほかの5人のファイナルガールたちとセラピストとともに、壊されてしまった人生をひとつひとつ組み立て直そうとしている。
ところが、ひとりのメンバーがグループを欠席したとき、リネットの最大の危惧が現実のものとなる――。
グループの存在を知った何者かが彼女たちの人生を破壊しようと決意したのだ。
そして最初の犠牲者が……。
犯人は誰か? 真の目的は? そして〝ファイナルガール〟たちは、生き残ることが出来るのかーー。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ファイナルガール達が狙われる。
犯人は、ファイナルガール達のカウンセリングをしていた精神科医の息子。
ファイナルガール達は、犯人に追い詰められ一カ所に集められる。やばい。
Posted by ブクログ
この小説は凄い、みたいな何かの記事で名前を知りBooklive!で販売されていたので購入しました。
いわゆるホラー映画の主人公たちのその後、つまり命からがら逃げ出したあと主人公たちはどう過ごしているのか、というお話です。
むろん、主人公の名前そのままというわけではありません。
が、主人公たちの生き残るに至った展開の中に散りばめられた、人間の殺害方法であるとかそういったものが、「13日の金曜日」、「エルム街の悪夢」などといった、ホラー映画で知らないものはいないであろう「あ、あの作品がベースか!」ということが分かるように描かれています。
正直な話、PTSDを発症して然るべきですよね。
残忍な殺害方法。両親やきょうだい、恋人や親友やクラスメイトなどを殺されたと言う事実。