あらすじ
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観葉植物として人気のサボテン。ほかの植物とは違う、ものすごい特徴をたくさんもっています。そんなサボテンのすごいところや不思議なところを、日本で数少ないサボテン研究者が余すことなく紹介。
「なぜトゲが生えているの?」「サボテンはなぜ砂漠で生きられるのか」「変わった形をしているのはなぜ?」「サボテンと多肉植物の違いは?」といった素朴な疑問から、「サボテンの表面にあるヒダヒダはなに?」「土に潜るサボテンがいるって本当?」「サボテンの切り口がネバネバしている理由とは?」「サボテンって食べられるの? どんな味?」といったディープな疑問まで、サボテン好きでも知らないような、サボテンの謎めいた世界を案内します。
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Posted by ブクログ
サボテンというと、簡単なイメージしか思い浮かばないが、多種多様で世界に広く分布していることを知ることができた。昨今では乾燥に強く、手間暇かからないことから観賞用としてギムノカリキウム属など小さなものが家庭でも楽しめるのであるが、サボテンの本場メキシコなどでは食用もあるとのことで興味深い。
それにしても著者はよくよくサボテンを研究していることが分かるとともに、自身が腹痛をしながらも、現地の方々が薦められた食べ物を食べており、海外での旅をする上でも参考になることが記載されているため、説得力がある一冊ではある。