【感想・ネタバレ】皇太子殿下のこじらせ独占愛のレビュー

雁えりか / 東万里央

わ…私 実は……
縛られるのが好きなのです…っ!!

嘘から始まった二人の関係は──?

「お前は縛られたら嬉しいのだろう？」咄嗟についた嘘のせいで、大変なことに──!? 甘く幼い声のせいで、おかしな性癖の男性にばかり好かれてしまう公女クリス。自国の財政難を救うために婚約した相手に縛られ、襲いかかられた彼女は、帝国貴族のレオンに助けられる。彼に惹かれるものの、この恋心は抑えなければいけない。そう健気にも思っていたクリスに、新たな結婚話がきた。なんと、帝国の皇太子の花嫁になることが決まったのだ。嫁ぎ先で彼女を迎えたのは驚くことにレオンで、初夜のベッドにはロープが用意されていて…。

[サマ · ★★★☆☆]

可愛い勘違い

ヒロインが婚約者に手を縛られ犯されそうなところをヒーローに助けられるところから物語が始まります。
色々あってヒーローの元へ嫁ぐヒロインですが、ヒーローはヒロインが縛られるのが好きと勘違いしたまま初夜を決行します。ヒロインはヒロインでヒーローが縛るプレイが好きと思い応じます。そんな勘違いが可愛いらしい二人でした。
あとがきで原作の第一章が「変態に愛されて十八年」とのことで原作未読ですが面白そうだなと気になりました。