【感想・ネタバレ】【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[増補改訂4版]のレビュー

あらすじ

※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-13055-8)も合わせてご覧ください。

ITのいまの常識がこの1冊で手に入る,ロングセラーの最新版

「クラウドとかAIとかだって説明できないのに,メタバースだとかWeb3.0だとか,もう意味がわからない」
「ITの常識力が必要だ! と言われても,どうやって身につければいいの?」
「DXに取り組めと言われても,これまでだってデジタル化やIT化に取り組んできたのに,何が違うのかわからない」
こんな自分を憂い,何とかしなければと,焦っている方も多いはず。

そんなあなたの不安を解消するために,ITの「時流」と「本質」を1冊にまとめました! 「そもそもデジタル化,DXってどういう意味?」といった基礎の基礎からはじめ,「クラウド」「5G」などもはや知らないでは済まされないトピック,さらには「NFT」「Web3.0」といった最先端の話題までをしっかり解説。また改訂4版では,サイバー攻撃の猛威やリモートワークの拡大に伴い関心が高まる「セキュリティ」について,新たな章を設けわかりやすく解説しています。技術の背景や価値,そのつながりまで,コレ1冊で総づかみ!

【特典1】掲載の図版はすべてPowerPointデータでダウンロード,ロイヤリティフリーで利用できます。社内の企画書やお客様への提案書,研修教材などにご活用ください!

【特典2】本書で扱うには少々専門的な,ITインフラやシステム開発に関わるキーワードについての解説も,PDFでダウンロードできます!

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Posted by ブクログ

とても良かった!DXとかデジタルとか全く分からないけど、教養として知っておきたい人にぴったりの本だと思います。VR、5G、アジャイル開発、ディープラーニング、ブロックチェーン等よく目にする用語が一通り説明してあります。ただ意味を説明するだけじゃなくて、そこまでにいたる歴史や背景も記載されているので、読み物としても面白いです。これから新聞などを読むのが楽しくなりそうです!

個人的に面白いと思ったのは、virtual の語感が英語と日本語で違うというところです。日本ではバーチャルというと、仮想のもの、つまり本物じゃないもの、というニュアンスがあります。しかし、英語では、「本物ではないが、実質的には本物と同じ」という意味だそうです。仮想通貨や仮想空間など、バーチャルを使う単語は多いですが、日英でかなり言葉からうける印象が違うなと思いました。

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2023年01月23日

Posted by ブクログ

【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[増補改訂4版]
著:斎藤 昌義

IT技術のトレンドなので、網羅はしていないよね
図鑑形式のトピックの解説書です

気になったページ(実際は見開きです)

P.14 VUCA
Volatility 変動性
Uncertainty 不確実性
Complexity 複雑性
Ambiguity 曖昧性

P.22 UX:体験価値
とても便利
もっと使いたい
感動した 

P.26 サービスが主体のビジネス構造
 H/W モノのビジネス
 サービス コトのビジネス
 S/W

P.32 デジタルとIT
サイバー空間   デジタル
 ICT/IT デジタル化 ⇑
現実世界     アナログ

P.40 なぜデジタル化しなければならないのか
コンピュータ
OS
ミドルウエア
アプリケーション

P.50 UIとUX
UI:User Interface
UX:User eXperience

P.60 DXとは
エリック・ストルターマン
「ITの浸透が日々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」

P.68 サイバー・フィジカル・システムとDX
データ収集⇒データ解析⇒データ活用⇒データ収集
(IOT)   (AI)   (クラウド)

P.88 情報システムの3層構造とインフラストラクチャー
 ビジネス・プロセス
 アプリケーション
 プラットフォーム
 インフラストラクチャー

P.92 仮想化の3タイプ
 パーティショニング:分割 ⇒ サーバの仮想化
 アグリゲーション:集約 ⇒ ストレージの仮想化
 エミュレーション:模倣 ⇒ Java仮想マシン、DBの仮想化

P.100 サーバー・コンピュータ利用の歴史的変遷
 1950 バッチ メインフレーム
 1960 タイムシェアリング(TSS) メインフレーム・ミニコン
 1970 仮想化(仮想マシン) メインフレーム・ミニコン
 1980 分散化 ミニコン、PCサーバ
 2000 仮想化(仮想マシン) PCサーバ、クラウド(IaaS)
 2015 コンテナ PCサーバ、クラウド(PaaS)

P.106 サーバー仮想化とコンテナ

 アプリ    アプリ    アプリ
 ミドルウエア ミドルウエア ミドルウエア
 ライブラリ  ライブラリ  ライブラリ
 コンテナ   コンテナ   コンテナ
 コンテナ・エンジン(コンテナ管理システム)
 カーネル*****************
 OS********************
 物理サーバ(ハードウエア)********

P.110 実行場所を選ばず処理能力をかんたんに増減できるコンテナ
 クラウド
 オンプレミス・サーバー
 エッジ・サーバー
 デバイス

P.112 コンテナを一元管理するコンテナ・オーケストレーション/Kubernetes
 複数のコンテナを横断的に管理する
⇒APの配置・実行・スケーリング・およびその管理を自動化するソフトウエアです

P.126 クラウド登場の歴史的背景
 1964 汎用機 IBM System360
 1980 ミニコン ダウンサイジング
 2010 クラウドコンピューティング

P.136 クラウドの定義:サービス・モデル
 IaaS: 設備+ハードウェア インフラ
 PaaS: ミドルウェア+OS プラットフォーム
 SaaS: アプリケーション アプリケーション

P.140 クラウドの定義:配置モデル
 プライベートクラウド
 パブリッククラウド  専用線、VPN
 ハイブリッドクラウド インターネット

P.148 クラウドの3つの価値
 IT部門 TCOの削減
 経営者 バランスシートの改善
 ユーザ 柔軟性の向上

P.172 情報セキュリティの3要素と7要素
 3要素:CIA C:機密性、I:完全性、A:可用性
+4要素:真正性、信頼性、責任追跡性、否認防止

P.182 認証方法と多要素認証
 知識認証:ID,パスワード
 所持認証:カード、携帯認証
 生体認証:指紋、虹彩、声紋
 多要素認証とは、2つ以上の認証を組み合わせたもの

P.190 境界防衛
 ゼロトラスト ⇒ 侵害されていることを前提とする

P.238 自動車のIoT:CASE

P.282 機械学習
 教師あり
 教師なし
 強化学習

P.294 3つの情報
 DATA
Information
Intelligence ⇒ Decision

P.306 心理的安全性と自律チーム
 アジャイル開発
 DevOps ⇒ 開発と運用の一体化
 クラウド
 ゼロトラスト

P.330 開発生産性
 プロコード⇒ローコード⇒ノーコード

P,356 自律分散型インターネット
 Web1.0 一方向 Web
Web2.0 双方向 SNS
 Web3.0 自律分散 DAO

目次
はじめに
第1章 コロナ禍が加速した社会の変化とITトレンド
第2章 最新のITトレンドを理解するためのデジタルとITの基本
第3章 ビジネスに変革を迫るデジタル・トランスフォーメーション
第4章 DXを支えるITインフラストラクチャー
第5章 コンピューターの使い方の新しい常識となったクラウド・コンピューティング
第6章 デジタル前提の社会に適応するためのサイバー・セキュリティ
第7章 あらゆるものごとやできごとをデータでつなぐIoTと5G
第8章 複雑化する社会を理解し適応するためのAIとデータ・サイエンス
第9章 圧倒的なスピードが求められる開発と運用
おわりに
付録ダウンロードのご案内

ISBN:9784297130541
出版社:技術評論社
判型:A5
ページ数:384ページ
定価:2000円(本体)
2015年03月05日初版第1刷
2022年10月15日第4版第1刷
2023年04月21日第4版第3刷

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2024年06月07日

Posted by ブクログ

▼memo------------------------------------------------------------

・DX:デジタルでビジネスを変革する
   「デジタルを前提に、変化に俊敏に対応できる(アジャイル)企業に変わる事」である

・本シリーズを数年に1回読むことで、ITトレンドをわかりやすく理解する事ができ理にかなっていると思います。そこから深堀りしたい技術は他書籍で詳細を勉強しています。

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2023年06月20日

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