あらすじ
いつ、どんなことが起こっても、マイペースで心おだやかに過ごしたい。
仏教は、そのための“レシピ”なのです。
著作累計100万部の和尚が伝える「自分のこころ」の守り方。
いつも何かに急かされている気がして、ストレスを感じる。
思い切り休みたいけど、のんびりすることに罪悪感がある……。
とかく効率化を重視するのが現代社会。
時にそんな気持ちになったとしても、無理はありません。
しかし、仏教は、心をおだやかにしたいのなら、なるべく「苦」からは脱したほうがいいとします。
お釈迦さまからの「肩の力を抜いて、ホッと一息つけるヒント」を、本書から探してみませんか。
・あなたを急かしているのは「他人」より「自分自身」かも?
・「急かす人」「自分のペースを乱す人」……ちょっと困ったへの対処法
・"ほどほど"が一番うまくいく、と仏さまも言っています
・「迷惑をかけ合う」って案外、大事です
・「なるようになる、心配するな!」――
一休さんの遺言に込められた、深~い意味 ……etc.
「そんな急がなくてもいいんじゃない?」という
“心の余裕”が生まれる本。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
急がず、心穏やかに過ごすためのあらゆるヒントが書かれています。目新しい解決策が書かれているわけではないですが、仏教の考えが元になっているので、心にストンと落ちます。
・自分らしさも、社会も、環境も、全部変わっていくのだから、自分らしさにはこだわらない。
・逃げると思わずに、今より高い目標を達成するためにその場を去ると考える。
・こだわりとはその場から動かないこと。同じ状態にこだわれば心が乱れる。
私はべきべき人間だなと思うことが多いので、諸行無常の考えはどれもこれも心に染みました。メモしようと思ったら全部メモしたくなるくらい。おすすめです。
Posted by ブクログ
《私が気になったこと要約》
■できないことは練習して上達すればいい
どんなことも3年続ければ上手くなる
■人との線引きをする練習
話しかけられたら「OK」「良かったね」
とスタンプ押すぐらいのライトさでOK!
■弱さを認めることが強さ
■人生は丸ごと回り道みたいなもの
(上手くいかなくて当然)
■早い=良いことと植え付けられた。
(時短、コスパ)
だから、のんびりすることに
罪悪感が沸いてしまう。
■限界を超えて
クタクタになる経験をするから
自分にとってのほどほどが分かる。
■人生を楽しみたいなら急がないこと
■迷惑かけないか心配するのは優しい証拠。しかし、迷惑かどうかは相手が決めること。
それ以上に相手を喜ばせることを考える。
■人のせいにする人、
いつまでも人を許せない人は
不幸でありたい人(悲劇のヒロイン)。
私は幸せになる!と決める!