【感想・ネタバレ】ねことことりのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

●注目の作家・舘野鴻と、細密画家の新生・なかの真実が紡ぐ、厳しくも心あたたまるファンタジー。●生まれつき匂いがわからない猫と、特別な枝を求めて猫のもとへやってくる小鳥。環境や価値観が違っても、互いに歩み寄ることの大切さを描いたストーリー。子どもから大人まで心に響く、珠玉の絵本です。●命の循環、人間の営み、共生―リアルな自然の一端を、美しい細密画でドラマチックに描きます。ねこの しごとは、こぶしの 木のこえだをたばねること。あるあさ、ねこが しごとをしようとすると、まどに ことりが とまりました。「……おねがいがあります。そこにある こえだを、すこし わけて もらえないでしょうか?」いまにも なきだしそうな ことりをみて、ねこは 一日一本 こえだをわたす やくそくをして……。生まれつき匂いがわからない猫と、特別な枝を求めて猫のもとへやってくる小鳥。異なる環境のなかで、密接に交わり合う両者―互いを思いやる優しさを描きます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても美しい!細密画で丁寧に美しく描かれた自然の数々。主人公のねこの毛皮がふわふわで触りたい感じ(笑)
ねことことりは仲良くなり、ことりはやがてねこの困り事を知ります。巣を作るために協力してくれた猫のため、ことりは家族であるものを探します。
ことりと会えなくなって寂しかったねこがことりと再会して感激した様子に胸が熱くなりました。

0
2024年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 たてのひろしさんの作った「ねことことり」(2022.10)、内容も素晴らしく、そして、なかの真実さんの絵がとてもきれいです。

0
2023年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵がキレイです。子ども向けの絵本のレベルを遥かに超えている。ちょっと猫がリアル感が出過ぎているかも。
はじめに、ねこが「よくさました こうちゃを のんでいます。」ミルクじゃなくて紅茶をたしなむ猫。かなり

0
2024年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『つちはんみょう』などの作者・舘野鴻が文を書き、舘野鴻に師事する、なかの真実が絵を描いた絵本。
立場や住む場所の違う、猫と小鳥の交流を描くファンタジー。両者は住む場所が違うどころか、猫たちが小鳥たちの住む環境を破壊しているらしいことが示唆されたり、ラストに奇跡が起こるかどうかはあえて分からないまま(「それが主題ではない」とでもいったように)物語が終わったり、といった渋さは舘野鴻節を感じさせる。なかの真実の絵も、写実的なだけでなく可愛らしさもあって見ていて楽しい。 

0
2024年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵にひかれて読みました。細かく、色鮮やかな自然はもちろん、ねこの毛並みやことりの羽、画集をみているようです。ねことことりの会話やふれあいもイラストが伝えてくれます。

ねこだけど、においがわからない。
とりにはねこのまわりにあふれるにおいが分かります。
そんなねこから毎日1本だけ枝をもらって帰ります。幸せな楽しい生活がイラストから溢れています。
約束の数の最後の小枝を渡すと、ことりが去った後は寂しい生活になりました。
花瓶の花も枯れています。

やがて、とりが帰ってきます。
今度は家族も一緒に。小枝は巣を作るのに必要だったのでした。
空を飛ぶ鳥達の視点で窓から待つ猫がみえてきます。
とりはねこのために薬草を探してくれました。
気持ちが生き生き描かれています。
読んだ後、幸せな気持ちになれる絵本です。

0
2023年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ことりとねこが少しずつ親しくなっていく様子もいいし,何より丁寧で細かなところまで描き込まれた絵に引き込まれる.

0
2022年10月10日

「児童書」ランキング