あらすじ
生きていれば、いろいろと辛いこともあるし、やりきれないこともある。
日々ストレスがたまりがち……
夜、ふとんに入ると、いつの間にかネガティブな心に覆われたりすることもある。ほんの些細なモヤモヤも、それが積もれば大きな悩みになって、毎日が憂うつになる。
けれど、考え方の悪いクセをなおすだけで、悩みは消えてなくなる。
この本では、精神科医である著者自身が、これまで抱えてきた葛藤を赤裸々にしつつ、多くの人が抱えがちな悩みの解決法を
[攻 撃][問 題][期 待][他 人][行 動][感 情][将 来][目 標]という読み切り小説仕立ての8つの物語と、わかりやすい解説とともに説いてくれる。人気シリーズ『精神科医Tomyが教える1秒で~』のスピンオフ企画。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分を俯瞰的に見ることで、抱えてる内面の気持ちを認識し自分自身で解決するための行動を考えさせられる本です。
前作に引き続き、短編で一つ一つのストーリーの中で登場人物の抱える心の悩みや苛立ちの原因をカードの言葉で表しています。
特に『期待』に書かれている内容は、僕自身ほとんど毎日感じているんじゃないかという部分だったので、自己認識できたことがとても良かったなと感じています。
何より、前作同様とても読みやすい文章であっという間に読み終えてしまう作品です。
この先もふとした時に読みたくなる作品に出会えました。
Posted by ブクログ
今、心の中がギスギスしたり病んだりする自分がいる。tomy先生の言葉すべてが響いた。
私もカードがほしい。
どうしたらこの不安から解放できますか…
Posted by ブクログ
自分が自分であるがままでいいんだ。そんなシンプルな事にすら気付く事が出来ない日常のせわしさって、何のためにの人生なんだ?と自分自身に問いかける機会を与えてくれた一冊でした。悩みや生き方の問いに対して答えを与えてるのではなく、自分自身で見出すものだ。そんなメッセージを温もりのある言葉で綴られていて、癒されました。
Posted by ブクログ
英国ふうのシックな内装、バーカウンターのようなものと、場違いなピンクの椅子
そこ相談室の光景を思い浮かべるだけで、不思議の国のアリスのように、どこかに迷い込んだ感じになる。
その不思議な雰囲気だからこそ、思いもかけずに相談できるのかな。
不思議さって大切
Posted by ブクログ
TwitterやYouTubeそのままのTomyさんの優しさや可愛いさをたっぷり味わえます。
一冊に8つの物語、" 癒し" が詰まっています。
どの物語もほっこりしたり、うるうるしたり。
短い物語なのに、しっかり心に沁みます。
甲乙つけがたいですが、わたしは、最後の物語『目標』がおススメです。
今のわたしの想いと重なり " これでいいのだ " と自信をもらいました。
『 生きるのは、山登りとは違うの。
そこに山があっても、登らなくてもいい。 花を摘んでみたり、蝶々を追いかけたり、ひたすら寝そべったり、おにぎりを食べてみたり。 それだけでもいいの。
楽しそうな生き方でいい。』
Posted by ブクログ
あなたが自分で考えて行動すれば、上手くいきます。
人生の答えっていうのは、いつも自分で考えて決めること。
行きたいところには、行きたいうちに行っておいたほうがいい。「行く余裕ができたら」なんて思っていると、その時には行きたくなくなっている。心が求めているときに行くと、大きな発見があるもの。
行くべきだったのは「行きたくて仕方がない時期」。行きたくて仕方がないからこそ、無理しても行こうとするし、行けたときの喜びがある。「そのうちに」なんて思っていると、どんどん行けなくなる。
チャンスはやって来たそのときにつかまなくてはいけないという意味の「幸運の女神には前髪しかない」という言葉がありますが、どこかに行けるチャンスの女神も前髪しかないのです。
世の中で一番怖いのは、1つの価値観だけが正しいと信じること。世の中は、さまざまな立場、考え方、価値観が絡み合ってできている。それを一つの価値観だけでジャッジすることは、無数のだれかあを傷つけ、否定することになる。柔らかく生きましょ。
先が見えないときは、先を見ないほうがいい。
頭で考えすぎず、自分の気持ちに従うことにした。
生きるのは、山登りとは違うの。そこに山があっても、登らなくていい。花を摘んでみたり、蝶々を追いかけたり、ひたすら寝そべったり、おにぎりを食べてみたり。それだけでいいの。楽しそうな生き方でいい。
あなたがどんな道を選んでもいいと思います。でも、無理やり自分を引きずって、山に向かわせる必要はありません。
Posted by ブクログ
期待しない、あるがままを受け止める、自分の気持ちに素直に従う。その他、当たり前だけどなかなかできないことが世の中にはたくさんある。しかし、人生を彩るためには、こうした当たり前のことを当たり前に実行することが大切なんだろう、と強く感じた。
Posted by ブクログ
誰かに薦めたい本。
前作も読んでみたい。
他人の章がピンとこなかった。
「自分の足りない部分を他人で埋める」ってどういうことだろう?
他人に期待しないってことかな?
なんか違う気がする。
いやはや、まだわからない。
この主人公のように他人に期待の不満をぶつけることがない(と思っている)のでよくわからない。これは他人に期待していないために生じている結果。
でもこれじゃない。なんか違う気がする。
なんだろうな~
自分の足りない部分を知らないからわからないのかもしれない。
自分に足りないもの、他人への配慮かな?
うーん謎。
だれかコメントでヒントください。
Posted by ブクログ
定年退職後の生活は、他人を気にせず、決して他人と比較しない、自分が思うままの、気ままな生活ができれば最高だ。 何かをしなければならないと言う半強制的な決め事はいつか「三日坊主」になる。それよりも今日一日を「本当の休息日」として自分自身がエンジョイできれば最高だ。ネットの所為か世の中、自分の事は別で「人の言動をとやかく言い過ぎる」人が増えてきた。