あらすじ
【注目著者・初の著書】
創業9年目で売上300億円にした
アンカー・ジャパンCEOが初めて語る
大逆転の新手法。
参入したほぼ全製品カテゴリーで
オンラインシェア1位の秘密とは?
凡人の著者が
→27歳・入社(雑居ビルの一角)
→33歳・アンカーグループ最年少役員
→34歳・アンカー・ジャパンCEO
→創業9年目で売上300億円にした秘密は
6つのシンプルな習慣にあった
★1──全体最適の習慣
★2──バリューを出す習慣
★3──学ぶ習慣
★4──因数分解の習慣
★5──1%にこだわる習慣
★6──サボる習慣
【後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣】
★インプット力と地頭力が磨かれる5冊
★「1位思考」になる5つのインプット法
★スタバやウーバー注文時でも地頭力が向上する「自問自答法」
★リーダーが意識すべき「バックキャスティング思考」
【適度にサボると生産性は上がる】
★「やり抜く力」と「サボる」ことは相関関係にある
★脳の限界を打ち破る思考法「非合理の合理」
★「頑張った感」という悪魔をするりとかわし脳疲労を取る習慣
【誰でも、何歳からでも、必ずできる】
★負けにくいキャリア「逆T字型人間」と「逆π字型人間」になる方法
★私の“ながら”勉強法
★時間のつくり方・使い方4つの方法
★身近でできる仮説思考トレーニング
★自動的にアンラーニングする3つのプロセス
巻末プレミアムに「面接を通過する10のコツ」収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
個人的にもアンカーの製品は好きで製品もついつい手に取ってしまいます。
他にも似たような製品があるのになんでだろう?と思っていたので本書に興味を持ちました。
こうすれば勝てると言うような内容ではなく、単純に組織としての筋力を上げると言う点に共感です。
全体最適と1%にこだわる組織またそのような組織を維持するための必要条件は、考えようや人によっては厳しいと感じるかもしれません。
努力したからと言って結果は出ないかもしれないですが、努力なしにも結果は出ない事を肝に銘じておきます。
Posted by ブクログ
後発でも逆転を可能にする思考法:これが1位思考です。
気になったことは以下です。
・一番大切にしているのは、「全体最適の習慣」だ
合理的に考える
期待を超える
共に成長しよう
・負けないゲームをすべき、勝つことと同じくらい負けないことを重視する
・継続性がなにより重要だ
・1日に1%成長すれば、1年後は、37.8倍に
・カスタマーサポートは、次の売上をつくるフロントライン
・常にバリューを出すことを意識する
・アンラーニング、1回捨てると学びのスピードが速くなる
・自分の得意な形に逃げない、前提が1つ異なればすべてが変わる
・アンラーニング、3つのプロセス
これまでのやり方ではうまく行かないと気付く
気づきや指摘を素直に受け入れる
これまでのやり方を分析、どこまで使えて、どこから使えないか。そして修正する
・常に成長する人は年齢なく素直だ
・選択と集中とは、やらないことを決めること
・仮説を立てることで思考時間を圧倒的に短縮する
・バックキャスティングとは、理想の未来から逆算してアクションをおこすこと
・フォアキャスティングとは、現在や、過去のデータから未来を予測すること
・ビジネスはスピードがすべて
・無用の用、一見不要なものも、実は必要だったりする
・最後の1%にこだわる、ちょっとしたことにこだわり続ける企業が勝てる
・限界まで頭をひねることで成長できる
・心底悔しいと思えないなら、限界までやっていないというバロメータになる
・リラックスするとアイデアも浮かぶ
・適度にサボることで生産性は上がる
・成果を上げるためには、目的を見牛会わないことが大切だ
・目標を達成するためのコツは、ちょっとだけ頑張るという小さな目標設定にある
目次
はじめに
第1章 全体最適の習慣
第2章 バリューを出す習慣
第3章 学ぶ習慣
第4章 因数分解の習慣
第5章 1%にこだわる習慣
第6章 サボる習慣
おわりに
ISBN:9784478116081
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:264ページ
定価:1500円(本体)
2022年11月29日 第1刷
2022年12月13日 第2刷
Posted by ブクログ
第1章
それは私の仕事じゃないはNGワード
→現場でよく見聞きする
全体最適で見た時にやるべきならやったほうがよい。
部門間の優劣はない
→意識することで強いチームに。
第2章 バリューを出す
ディズニーランドはいつまでも未完成
→人も企業も永遠の未完成、永遠のベータ版
質が大事
アウトプットは自分が持っている知識以上のことは出ない
オーディブルもおすすめ
Googleアラートは無料でニュース配信される
第3章
アンラーニングで知識を捨てることができれば成長する
方法は下記
①これまでのやり方では有効ではないときづくこと
②人の指摘を素直に受け入れること
③これまでの経験をどこまで使えてどこまで使えないか分析できること
1つの専門と幅広い知識もしくは2つも専門と幅広い知識
→専門を極めつつ、関係分野を広げると一段深い話ができる
時間の作り方
①効率化(お金で買う)
②選択と集(やらなくていいことを徹底的に考える)
③同時にやる
→トレーニングしながらオーディブル
④アウトソース
→自炊をせずに外食
第4章 因数分解の習慣
仮説思考
データ収集と分析には時間がかかる。
間違っていてもいいので、早く仮説を立てそれを検証する方が、間違いに早急に気づくことが出来る
仮説のフレームワーク7つ
バックキャスティング思考
未来から逆算してやるべきことを考える
非合理の合理
目的もなく交流することでビジネスチャンスが生まれることもある。
飲みの場は大事。
第5章
三木谷曲線では残り0.5%をやりきることで成果が全然違う
→この本では1%にこだわる
限界まで頭をひねることが必要
成長意欲は伝播する
→1%にこだわる人に囲まれていれば、自分もそうなろうと意識が変わる
上のレベルを落とさず全体レベルを上げることが会社の成長になる
全体最適の行動が出来ている人を評価する
→一時的に売上が多い部署があっても中長期的にみると、売上を落とすこともある。
だから賞与は売上を上げた部署に多くするのではなく会社全体で見た上で配分を行う。
第6章 サボる習慣
サボることでリフレッシュ出来ていいアイデアが浮かぶ
リモート監視ツールは愚策の極み
→机に向かい続けることが目的となり、成果を出すことに焦点があたっていない
毎週1日はノーミーティングデー
→取り入れてみたい。あえてこの時間帯はミーティングしない時間帯、など。
睡眠は大事。短時間睡眠により、質が落ちるぐらいならしっかりと睡眠を取る。
Posted by ブクログ
レッドオーシャンでもトップになれる!というのが、根性論でも、自慢話でもなく、なるほどと思える解説。自分にできるかと言われれば難しいが、内容には納得。
Posted by ブクログ
【感想】
アンカー・ジャパンCEOの著書。かなりガツガツとした印象のタイトルだが、中身はタイトルとはいい意味で異なった内容に終始していたと思う。
シンプルな6つの習慣として「全体最適」「因数分解」「1%の細部にこだわる」などなど挙げられていたが、これが習慣化できればそりゃ質も高くなるわなと思った(笑)
すぐに模倣できるマインドとして、以下の3点が良いかな。
・「アウトプットの質=インプット×地頭力」、「地頭力=思考回数の蓄積」
・3大ムダ「嫉妬・だって・マウント」をなくす
・素直さ、周囲から指摘された時に「確かに」と思えるマインド
どれも言うには簡単だが、なかなか負荷があると思うのは僕だけでしょうか?
特に「思考回数の蓄積」って単純な筋トレと同じで、結構負荷がかかる作業なので、つい甘い方向に流れてしまいがち・・・
ただ、この3つは基礎的な要素として常に意識しなくてはいけない気がする。
社会や組織で頭角を現すには、自分自身に常に適切な負荷をかけなくちゃいけないですね。
(本書では、「サボる習慣」も推奨していますが)
成長志向を持ち続け、日々少しずつでも進化して積み上げていくマインドがないといけないなと感じました。
習慣が大切!!
【抜粋】
1.思考すればするほど地頭力は向上する
アウトプットの質は「インプット×地頭力」で決まり、地頭力は思考回数の蓄積で決まる。
中長期に渡ってアウトプットし続けるには、新しいインプットが常に必要になる。
2.学習習慣には「素直さ」が大切。
常に成長する人は、年齢に関係なく素直だ。
具体的には、周囲から妥当な指摘をされたときに「確かに」と思えるかどうかだ。
3.3大ムダ「嫉妬」「だって」「マウント」
①嫉妬をする。
人は自分にないものに興味がいく天才。他人より自分に興味が行く方が幸せ。
②「だって」と言う
人はできない理由を探す天才。できる理由を探したほうが幸せ
③マウントを取る
人は自己肯定感をあげたり天才。自分自身を客観視できたほうが幸せ。
他人に嫉妬する。できない言い訳をする。がんばったことを優位性としてマウント取ろうとする。
それらはマイナスの感情で全く生産性がない。
他人を下げても自分は向上しないし、出る杭を打っても平均点は上がらない。
4.仮説が先でデータが後
課題を一つ一つ分析して答えを導くのではなく、まず「仮の答え」を出し、それを分析して証明する。
仮説が先でデータが後。その習慣を持つだけで仕事はぐっと速くなる。
【引用】
誰でも1位になれるシンプルな6つの習慣
1.全体最適の習慣
2.バリューを出す習慣
3.学ぶ習慣
4.因数分解の習慣
5. 1%にこだわる習慣
6.サボる習慣
p24
・私が1番大切にしている習慣
自分や自分の部署さえよければ良いと言う「部分最適」が広がると、組織は弱くなる。あなた個人としての成長も止まってしまう。
全体最適の習慣が身に付くと、経営者の視座、視野、視点が手に入り、成長が加速する。
一見遠回りに見えるが、全体最適の習慣を身に付けることが、個人の成長でも1位になるための最善手だ。
p27
・NGワードは「それは私の仕事じゃない」
p38
・神は細部に宿る
少し充電が早い、少しサイズが小さいだけで、充電速度が競合より10倍速いわけではない。
最終段階での1%の詰めの部分を徹底的に突き詰める努力をするか否かでマーケットシェアは大きく変わる。そこでファンになってくれる人が増え、ブランド力が高まってくる。
それが実現できると、「充電器が欲しい」から「アンカーの充電器が欲しい」というお客様が増え、安価な価格競争に巻き込まれにくくなる。
p77
・思考すればするほど地頭力は向上する
アウトプットの質は「インプット×地頭力」で決まり、地頭力は思考回数の蓄積で決まる。
中長期に渡ってアウトプットし続けるには、新しいインプットが常に必要になる。
p96
・アンラーニング、3つのプロセス
①これまでのやり方ではうまくいかないと自ら気づく、あるいは周囲から指摘される
②気づきや指摘を素直に受け入れる
③これまでのやり方はどこまで使えて、どこから使えないかを分析し、修正する
学習慣には「素直さ」が大切。
常に成長する人は、年齢に関係なく素直だ。
具体的には、周囲から妥当な指摘をされたときに「確かに」と思えるかどうかだ。
p119
息抜きの時間があった方が、机に向かい続ける成果を最大化できる。
遊ぶことで、プライベートもより楽しく、仕事もよりはかどる。
p123
・分けて考える習慣を身につけよう
細かく分解できた方が、課題を明確化しやすいだけでなく、4時具体的な家でを作りやすくなる。
p135
・仮説が先でデータが後
課題を一つ一つ分析して答えを導くのではなく、まず「仮の答え」を出し、それを分析して証明する。
仮説が先でデータが後。その習慣を持つだけで仕事はぐっと速くなる。
p188
提供できる3つの価値
機能的価値:商品やサービスのスペック
情緒的価値:獲得できるプラスな感情
自己表現価値:自己表現、自己実現
機能的価値に加え、幼児的価値、自己表現価値を伝えられるようにすると、その製品は一気に強くなる。
あなたは服を買うときに何を基準にしますか?
価格も重要だが、大切なのはそれを身に付け、「気持ちが上がるかどうか」だろう。
いつもよりかっこいいといった情緒的価値や、より自分らしくいられると言う自己表現価値は製品の大きな選定基準となっている。
p212
・3大ムダ「嫉妬」「だって」「マウント」
①嫉妬をする。
人は自分にないものに興味がいく天才。他人より自分に興味が行く方が幸せ。
②「だって」と言う
人はできない理由を探す天才。できる理由を探したほうが幸せ
③マウントを取る
人は自己肯定感をあげたり天才。自分自身を客観視できたほうが幸せ。
他人に嫉妬する。できない言い訳をする。がんばったことを優位性としてマウント取ろうとする。
それらはマイナスの感情で全く生産性がない。
他人を下げても自分は向上しないし、出る杭を打っても平均点は上がらない。
Posted by ブクログ
アンカージャパンの代表取締役CEOが実践していた。誰でも1位になれるシンプルな6つの習慣を紹介している。
成果の公式
成果= (インプット×思考回数×試行回数÷時間) × (ミッション×バリュー)
1全体最適の習慣
NGワードは「それは私の仕事じゃない」
負けないゲームと聞くと保守的な印象を受けるかもしれないが、攻撃は最大の防御であり、攻撃団は多い方が良い。
ブルーオーシャン戦略は大切だが、実際に参入したらノーオーシャンだったと言うケースは多い。それなら確実に魚がいるところで釣りを始めた方が実は巻きにくい。
神は細部に宿ると言うがやり切るかどうかで実績は大きく変わってくる。
どんなに力が高くても1人で大きな企業は動かせない。
能力が高い人だけは集めても機能するとは限らない。
組織間の優劣がなく、互いが尊敬しあえると、強いチームができる合理的に考え、期待を超え、共に成長する。
2バリューを出す習慣
すべての行動に価値をつける。
3学ぶ習慣
成長したいと思った人が具体的なアウトプットをする際に必要になるのが学ぶ習慣である。
そしてここではアウトプットの質の部分についてフォーカスしている。
アウトプットの質=インプット×思考回数
肩を知らないひらめきは、ただの山間で再現性がない。
透を身に付け、肩を超えたひらめきは、次の成功を導く再現性がある。
効率化、洗濯と集中、同時にある、アウトソース
4因数分解の習慣
仮説思考で大幅な時間短縮を行う。なぜなら、ビジネスでも見えないチェスクロック(対極時間)が実は存在している。それに気づかずに時間切れで負けていることが多い。
スピードが全てスピード感=意思決定の数、
リーダーの本質とは人として信頼度を上げること。
5 1%にこだわる習慣
99%と100%は1%しか違わないと思う人が多いが、実はその差は1%以上に大きいと感じている。
100%には2つの意味があり、1つは周囲から見て完璧な状態を目指すこと。もう一つは自分なり100%を目指すこと。
最後までやり切ることで突き抜けた結果を得る。
最後の1%を積み上げる事は難しいただ難しいということは他社も難しいことであり、やり切った場合は圧倒的な差別化になり得る。
良いものを安くは一見支持されやすいが、重点はあくまで良いものにある。
ブランディングで本当に大切な事は顧客が抱く印象と企業が伝えたい印象を近づける。活動
成長したいと思ったら、成長が当たり前の環境で働くと良い。
3大無駄嫉妬する、だってと言う、マウントを取る。
6サボる習慣
頭の良さと結果にコミットする力は違う。
方向性が定まった後は愚直に量をこなした方が早くゴールにたどり着ける。
やり抜く力とサボる事はトレードオフではなく、むしろ創刊する。
小さな事でも褒めてあげると、継続力はぐっと上がる
習慣=目的×とっても小さな反復
Posted by ブクログ
#公式
成果 = インプット × 思考回数 × 試行回数 / 時間 × ミッション × バリュー
習慣 = 目的 × とっても小さな反復
#感想
「1位」という言葉に惹かれて手に取った1冊。
同時に読んでいた「解像度を上げる」では、成果 = 知識量 × 思考 × 行動 と定義されており、通じるものがあると感じた。
ミッション、バリューが掛け合わさっているのは自分の実体験からも納得。
成果を出すためにも、自分が望む方向性を向いている組織に属することが重要だと感じた。
「三木谷曲線」にあった「最後の0.5%の努力の差がクオリティを左右する」という内容であるが、「20%の労力が80%の成果をあげる」というパレートの法則と合わせて理解すると、さらに解釈が深まると感じた。
成果をあげるには、成果に直結する少数を見極めた上で、その少数を最後までやり抜くこと(グリッド)が重要なのだと思う。
Posted by ブクログ
1位思考──後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣
著:猿渡 歩
1位になる会社は、「成果の公式」で示される、成果を上げるメンバーの集合体である。メンバーが力を発揮して会社が成長し、会社が成長することで、メンバーも力をつけていく。
成果を上げるには、よく思考し、数多く行動する。それをスピード感を持って行う。だが、それだけでは不足している。個人で事業を行ったり、起業したりする人は、自分で組織文化への適合であるミッション、バリューを考え、達成に向かって歩むが、多くの人はなんらかの組織に属している。その中で成果を上げるには、ミッションやバリューへの共感も必要であり、この共感こそが成果を上げる情熱につながる。
本書の構成は以下の6章から成る。
①全体最適の習慣
②バリューを出す習慣
③学ぶ習慣
④因数分解の習慣
⑤1%にこだわる習慣
⑥サボる習慣
結果を出し続けている企業のトップであり、非常にピりっとした構成となっている。しかし、ロジカルで冷徹に数字を追い求めるというものではなく、事実に裏付けられた公式を根底とした、非ロジカルな要因であったり、人の感情等にも気が遣われた、短期的ではなく長期的な目線と継続性のあるメソッドがしるされている。
本来であれば、トップの感情・手法はその企業の強みであり、その強みの公開は、後発企業へのネタバレになるとして隠すことも考えられるものの、惜しげもなく公開されている姿勢からみれば、真似できない程に、自社の中でも組み上げてこられたり、暗黙知として企業に示されている自信でもある。
企業・組織・個人としても1位だけではなく、上を目指す成長し続けるために、本書のスキームを通して得られることは非常に多い。
Posted by ブクログ
◯一番大切にすべき習慣
一番大切にすべき習慣は、全体最適の習慣だ。視座を高めることが、個人の成長に直結する。個人目標→事業目標→組織目標→会社目標。
当然のように会社目標を理解し、会社目標に向けて最善手を打てる人間に育てるように普段の会話を集中すること。
大きな絵を書けるように慣れば、常識は一変する。視座の違いは、誤解を錯覚を生む。
視座をあげるためには、二段高い目標・目的を常に伝え続けるのが手っ取り早い。
◯アウトプットの質
インプット×地頭力。地頭力は、試行回数(仮説回数)×決断回数によって鍛えられる。
仕組みとして「インプットの時間」「仮説の時間」「仮説→実行(決断)の時間」「仮説検証の時間」「仮説検証→実行(決断)の時間」を取ることが、アウトプットの質=成果を高められる。
◯ゼネラリストVSスペシャリスト どちらでもない
変化と多様化の時代にあって、スペリャリストは強いわけでない。かといって、初めからゼネラリストを目指すというのは現実的に難しい。
大事なのは「まず2つの領域のスペシャリスト」になること。2つの専門性をもつことで、どこかで相互の結びつきが起こり市場価値がでたり、その結びつきを理解できると3つ目のスペシャルを身につける優位性がわかり、結果としてゼネラリストになれる。
専門を極めながら、関係分野を広げていくと、一段深い話ができるようになっていく。ハンターハンターの念能力にめっちゃ似てる。
◯仕事の速さをあげるコツ
仮説をもって行動することが重要。仮説が先で、データが後。
目的に対して、必要そうなデータを網羅的に取りに行く人は効率が悪い。仮説があれば、必要なデータはなにかを類推できるようになる。
◯組織成長の重要点
・262の、上位層2をどんどん高める。上2があがれば、そもそも平均点があがり、組織は成長する。
・3大無駄を取り除く。嫉妬、誤解、過去。すべてマイナスしか産まないものであり、他人を下げて自分も向上しない。
・全体最適の意識がある人を昇格させる。昇格できるシステムを導入する。
◯アイデアがでる瞬間
・仕事をめっちゃしてる人が、仕事をしていない時にアイデアはでる。
・遊びの幅を取り入れろ
Posted by ブクログ
「1位思考」とは、後発でも逆転を可能にする思考法である。
最後までやり抜く、限界まで捻る出す、1%にこだわる。当たり前のようだけど、誰でも出来ることではないこと。
それにこだわる事で、成長スピードを加速度的に上げることができると受け取りました。
日々成長のために、実践していきます!
Posted by ブクログ
新年にエネルギーをくれた一冊。
個人的には、
・地頭は鍛えられる
・最後の1%がすべて(三木谷曲線)
このあたりが刺激的だった。
やり切るのみ!
Posted by ブクログ
◾︎1位思考
※感想
・タイトルにインパクトを覚え、買わずにはいられなかった
・ちょうど社内でも圧倒的1位になりたいと思っていたので思わず読んだ1冊
・内容的には勉強になる部分も多かったが、最初の期待値を上げすぎてしまい、知っている内容もチラホラあった
・まだ1メンバーなので、また役職が変わったり年数が経ってきたら感じ方も変わりそうなのでしばらくしたらまた読みたいと思う
◾︎全体最適
◎チームや職種に優劣はない
・メンバー全員が仕事をやり切ろうという意識があるか?
90%を99.5%、99.9%までできるかどうか??
→最終段階で1%の詰めを徹底的に突き詰める努力をしているのか??
◎全体最適
アンカーの中での3つのバリュー
・合理的に考えよう
・期待を越えよう(お客様の)
→誰が言ったか?ではなく、何を言ったか?が重要。お客様の期待を超える提案をする→結果として会社の期待を超える
・共に成長しよう
→不平不満ばかりで周囲のモチベーションを下げてしまう人が1人でもいると周囲に悪影響
・トラブル回避に必要なのは想像力
→自分の提案が全体最適なのかどうか?想像してみよう
・ミッション、バリューへの深い共感が成果をあげるパッションになる
★成果=(インプット×思考回数×試行回数÷時間)×(ミッション×バリュー)
◾︎バリューを出す習慣
◎成長を楽しむ!
・毎日1%ずつ成長し続けたら1年後には37.8倍になっている
→1%の良い習慣が人を成長させる!
逆に不平不満を言い続ける悪い習慣は成長させない
・人も企業も永遠の未完成!!(現状維持は衰退!)
・人を形づくるのは「あり方9割」「やり方1割」といわれている
つまり、社会人になってから教育によって性格や価値観は変えられないと思った方が良い。だからこそ輪を乱す人の強制は困難。
◾︎学ぶ習慣
◎インプット×地頭力=アウトプットの質
・キャリアの1番のリスク
→自分の力より会社のブランドで仕事があることを理解せず学び続ける大切さを忘れること
・どれだけ思考したかが地頭力に直結する
・自分の知識以上のバリューは出せない!
→アウトプットの精度をあげるには引き出しを増やすこと
→仕事以外にも様々なことに興味を持ち学び続けること(常に新しいインプットをし続ける!)
・地頭力を鍛えるために、日々自問自答をできる人は思考的にタフになる
◎アンラーニングの必要性
・脳のキャパは決まっているので、脳から知識を捨てる事もしなければならない(良いインプットが入りやすいように)
ステップ
1.これまでのやり方では上手くいかないと気づく、または周りから指摘される
→転職の時や、プレーヤーからマネに昇格したときも使える
前職やプレーヤーの時のやり方が正しいと思いすぎてしまう。
※完璧主義はメンバーにもそれを求める→性質も性格も違うのに
2.気づきや指摘を素直に受け入れる
→成功体験が増えるとそれをベースに考えて、本当に必要なことが学べなくなる
常に成長する人はいくつでも素直!素直でないと他人のアドバイスを受け入れない
3.これまでのやり方がどこまで使えてどこから使えないかを分析、修正
→アンラーニングの背景には成長したい気持ちがある
◾︎因数分解は仕事力
・難問はそれを解くのに適切かつ必要なところまで分解せよ(by ルネ・デカルト)
・分ける=分かること、わかる=手が打てる
・夢中になると細かいところまでこだわりすぎて視野狭くなる、俯瞰的に見るのが大事
・分析はスマートさよりも泥臭さ!!
→大事なのは少しでも精緻な仮説を作ること。分析している自分がスマートっぽく見える必要はゼロ!
◎仮説思考
・○○をやればいいんじゃないか?なぜなら××どからだ、と未来を予測することが大切
・まずは仮説を持つ→分析する→証明する
・仮説が大幅に間違っていると分かればすぐに修正する
・ちなみに、画像の伝達能力は文字の7倍、動画は文字の5000倍と言われている
◎バックキャスティング思考
・バックキャスティング=未来に視点を置き、理想となる未来像を描き、そこに向かってアクションすること
・近い未来こうなっていよう、と考え、それを実行するための仮説を常に考える
・逆に現在や過去データから未来予測することをフォアキャスティングと言う
★どうなりたいのか?のゴール設定が大事
・「エンシェントドラゴン」
✕鶴が折れたからエンシェントドラゴンを折ろう
〇ドラゴンを折りたい→どうしたら出来るだろうか?
▶︎大きな絵を描けば常識が変わる!
◾︎1%にこだわる!
◎99%と100%は違う
・最後の0.5%が圧倒的な差になる
→難しいけど、それは他社にとっても難しいということ
◎限界まで頭をひねる
・自分なりの100%を目指す
・限界まで頭をひねる=自分の能力を限界まで引き出すこと!コミットする意識
・失敗経験から悔しいと思えるか?
心底悔しいと思えないのであれば限界までやっていないということ
・未達になってしまった、プロジェクトが失敗した、そんな時に一緒に悔しいと思える仲間がどれだけいるか?
※組織では上に行けば行くほど頭を使うことに疲れてなるべく楽をするようになる
管理職や経営陣こそ頭をひねり最後の1%にこだわるべき
★やり抜く力が最終的には1位にさせる
◎当たり前のことを当たり前にやる
・Googleのルール
→勤務時間の20%を自身のやりたいプロジェクトに費やさなければならない
◾︎サボる習慣れ
◎机に向かい続けても意味が無い
・適度にサボることで生産性が上がる
・働いた時間の長さに意味は無い
→質と量が重要で時間は短いに越したことはない
→ひたすら机に向かっていると「頑張った感」だけが出てしまう
・その仕事から離れた時間で、仕事も人生も目的を確認しよう。「今自分は本当に歩きたい道を歩いているだろうか」
◎サボるから結果にコミットできる
・頭の良さとコミット力は違う
Posted by ブクログ
「分ける」とは「わかる」であり、「わかる」とは「手が打てる」こと。
問題に直面したとき、漏れなく、ダブりなく分解する。そうすることで、課題が明確化しやすくなるだけでなく、より具体的な打ち手を作りやすい。
Posted by ブクログ
本書のテーマは圧倒的な速さで成長できるシンプルな習慣と言う事で、下記の言葉が印象に残った。①全体最適意識の仕組み②挑戦する環境づくり③やり抜く力④分けて考える
Posted by ブクログ
成長したくて買った。
備忘録が多めです
成果= 質✖️量➗時間 ✖️ミッション✖️バリュー
①全体最適
全体最適の習慣はどの立場の人も身につけるべき
②バリューを出す
自社が勝ちやすい時は他社も勝ちやすい
自分にしかできないバリュー
→期待値、信頼、実績、高く売る、本音
期待値を上回るタものを棚卸する
ビジネスの9割は即興【アドリブ】
③学ぶ習慣
前提自体を疑う習慣をつける。
→特に後輩に伝えたい
学びには素直さが必要
アンラーニング
1自ら方法の誤りに気づく
2素直に受け入れる
3過去のやり方使える部分と捨てる部分の選択
④因数分解
仮説が先でデータが後
分析はスマートさではなく、泥臭さ
⑤1%へのこだわり
このアウトプットはあなたの能力の100%を発揮してしないのでやり直し
この現状のレベルの成長で満足して良いのか
3大ムダ
嫉妬
だって
マウント取り
優秀な人の基準にあわせる
当たり前のことを当たり前にやる
⑥サボる
選択と集中
Posted by ブクログ
・2位以下だとどうしても1位を意識した戦略になってしまう。どうしたら1位に勝てるかという発想や戦略になりやすい。だが1位なら、リーディングブランドとして業界全体をどう伸ばすかを考えられる。1段も2段も上の景色から業界全体を見渡し、業界自体をどう進化させ、お客様が問ことに喜ぶ商品・サービスを考えられる
・ポジティブな事柄とネガティブな事柄を総合的に考え、プラスが大きければやる、マイナスが大きければやらないと判断することが全体最適だ。この時重要なのが「想像力」。自分の仕事が周囲にどんな影響を与え、どんなサポートが必要なのか、いったん立ち止まって想像する。それによって仕事の進め方が変わる
・人も企業も永遠の未完成、永遠のベータ版。ただ、ベータ版をそのまま放置するか、アップデートするか、ここに大きな違いがある
・カスタマーサポートは、次の売上を作るフロントライン
・アシスタントが上司の時間を生み出すのも価値である。上司の時間を生み出すことに貢献し、上司はその時間で億単位の仕事を受注するという付加価値の高い仕事に集中できる
・もちろん出前は早く届いた方がいいだろう、だが、30分が25分に縮まるより、いつ届くかわからないストレスがない分、数分だけシャワーにはいれそうだと思えるメリットの方が大きいかもしれない。そうやって自分なりの会を日常で考えられる人は思考的にもタフになっていく
・自分の得意な形に逃げない
・一つでも変数が違ったらゼロベースで考える
・ビジネスでも見えないチェッククロックが存在している。それに気づかずに、時間切れで負けていることが多い
・機能的価値(商品のサービスやスペック)、情緒的価値(獲得できるプラスな感情)、自己表現価値(自分の理想に近づける、より自分らしく入れる)
・ブランディングにおける影響度:自分が体験>他社が体験>企業が発信
・会社組織の中では上に行くほど頭を使うことにつかれ、なるべく楽をするようになる。そうした上司の態度は組織全体に文化として広がってしまう
・満足度を上げるだけでなく、期待値を下げることが必要な場合がある
Posted by ブクログ
書いてあることはなるほどと思えることが多いが、アンカーでは、〇〇という話が多く、共感はできなかった。
1位思考というタイトルと中身は、そんなにリンクしないと思った。
Posted by ブクログ
後発でも成果を残すための本
成果=インプット×思考回数×試行回数÷時間×ミッション×バリュー
インプット量と試行回数を増やすことでアウトプットの質を高め、それを限られた時間で何度も繰り返す。
その中で重要なのが部分最適ではなく全体最適。
仮説思考とバックキャスティング思考で、ゴールまでの時間を最短化する。
Posted by ブクログ
ブルーオーシャンはノーオーシャンである可能性もある。確実に魚がいるところで釣りを始めた方が負けにくい。レッドオーシャンで差別化を考える。
ディズニーランドはいつまでも未完成。
現状維持は後退。
『仮説思考ーBCG流問題発見解決の発想法』
副業よりも本業で突き抜ける=市場価値を高められる。
会計と英語。2000~3000時間。授業は881時間。1500時間は不足している。一日2時間×2年。
筋トレとオーディブル。ながら勉強。
性善説とスピード感は相関関係がある=メンバーを信頼すればスピードが上がる。
メンバーに好かれようとしない。馴れ合いでは成長できない。経営者は最後の1%にこだわるべき。
新入社員が先輩社員とランチにいくと何回でも無料。食事の間に交流を増やす。
『はじめの一歩』努力した者がすべて報われないが、成功した者は皆努力している。
リモートワークで監視ツールを作るのは無駄。監視ツールをつくるのではなく、結果を評価する仕組みを作る。
ES対策
自分のやりたいことを棚卸しする。何がしたいか、数年後どうなっていたいか。それが達成できそうな業界、業種を絞る。
気になる企業は徹底的に調べる。web、有価証券報告書まで。面接対策、ミスマッチを減らせる。
ESを出す企業を絞る。企業のリサーチができない。
多少難しいことを達成した経験を書く。
面接対策
自信を持って臨む=実は内容よりも態度や雰囲気が重要。
開始5分が勝負、目を見てハキハキと話す。
面接官の話すスピードに合わせる。
OBOG訪問で、その会社でしかできないこと、を聞く。
逆質問は必ず聞く。同じ内容でもいい。社風についてならだれにでも聞ける。