【感想・ネタバレ】トヨタで学んだ「紙1枚!」で考え抜く技術のレビュー

あらすじ

●世界のトヨタの企業文化「カイゼン」「なぜ5回」「見える化」「紙1枚」は、すべて“考え抜く”ためにあった
●累計50万部の「紙1枚!」シリーズの浅田すぐる氏の集大成となる一冊
●3回読むと、すべてが腹落ちする!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【感想】
<購入経緯>
「紙1枚」+「トヨタ」のキーワードで関心を持った。
また、自身も思考のフレームを勉強しているが、「考え抜く力」も必要だと感じたため購入した。

<要約>
キーワードは2つ
「知行合一」:知=知識、行=行動
 知識と行動のどちらかが欠けていては、何もできない
「視える化」
 紙1枚にまとめる事、自身の思考の整理と、他人の考える力を借りる事ができる

<感想>
トヨタ=車=生産現場の内容はほとんどなく、トヨタ流の仕事の進め方や考えた方を学ぶことができた。また、前半は考え抜く方法(8STEP)や、仕事、働く意味など、知識を拡げる内容が多い。後半は読者が行動できるための説明を記載してあり、知(前半)行(後半)合一を体現できた内容です。

【お気に入りの言葉(引用)】
・仕事=「他者」の問題解決
 考え抜く力=問題解決力の向上を目的
・問題も原因も「拡げる」「絞る」プロセスで考え抜く
・考え抜けないのは、「考え方」ではなく、「考える材料」がないから
 →行動して、材料を集める
・制約する
 1枚×フレーム×テーマ
  テーマ:What、Why、How
  フレーム:拡げる、絞る
・「わからない事」を仕事ができない「言い訳」にするな
・動詞ではなく、動作レベルで説明
  相手の行動を伴う説明

【日常への落とし込み】
・1枚の紙で現在の業務を拡げると絞る
・目的意識を高めるために、印刷して持ち歩く
 手帳や机など、目につくところに貼る
・誰かに説明できるように、人の話を理解する
 他人視点+動作説明

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

考え抜く技術という題名が気になり、手に取りました。表面的な理論というより、著者の実体験に基づいたノウハウを学んだような気持ちで、納得感を得ながら読み進めることができます。

以下に、特に心に響いた学びと、習慣化したいことをまとめます。

《学び》
・仕事は、傍を楽にするために問題解決すること。その対策を立てる前に、問題をしっかり分析することが考え抜く力につながり、考えが浅いと言われなくなる。
・考え抜けないのは、考え方ではなく、考える材料が頭にないから。つまり、これは思考量の問題ではなく、行動量の問題。材料を集めるためにアクションを起こそう。
・考え抜く力を培うためには、テンプレートではなく、制約が必要。制約とはWhat/Why/Howであり、どんな議題・テーマ・資料に対しても、3つの疑問を解消するべく、拡げると絞るを繰り返す。
・わからなくても、できるイメージが湧かなくても、とりあえずやる。何かしら行動する。


《習慣化》
・上司に相談するときは、たたき台を用意する。
・後で人に説明できるレベルで読む、聞く、考える、理解する、記憶に留めておく。
・傍を楽にするために、人間観察という定点観測を行い、問題を察知する。
・目的を意識して働くために、部門方針など、目的が書かれた紙を繰り返し見る。2つ上の目線で考える。
・失敗事例や成功事例を紙一枚でしっかりまとめ、今後に活かす。再現性を高める。

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2023年01月07日

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