【感想・ネタバレ】悲鳴のレビュー

あらすじ

ごくありふれた浮気調査のはずだった。私立探偵・畝原の許へ現れた女は、夫の浮気現場の撮影を依頼してきた。だが、畝原が調査を始めると依頼人から指定された現場に現れたのは夫の本当の<妻>だったのだ。依頼人の女は、何者なのか? やがて畝原へのいやがらせが始まり、依頼人の女に関わった者たちに危機が。警察、行政をも敵に回す恐るべき事実とは何か!? 深く刻まれた現代の疵を描く、傑作長編ハードボイルド。(解説・細谷正充)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この人の話は、人を不愉快にさせる。話が面白くないというのではない。登場人物がとにかく不愉快にさせるような人間ばかり。冒頭のストーカー女など、そんな女に目をつけられたら終わりとしか思えない。理性とか常識が通じない人間にはどうしたらいいのか、、、不愉快にさせられるということは、作者の狙いなのかもしれない

警察に対する恐怖も感じるなぁ。現実はここまでひどくないと信じたいけれども、もしかしたら・・・、と思わせてしまう。

読後、必ず不愉快な気分にさせられるけれども、やっぱり続きが読みたいんだよね。。困ったもんだ。←この口癖もちょっと多すぎで、ややうんざりしたけれども、そういうのも狙いなのかも。

主人公の家族の話だけが、普通でとてもいい。

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2011年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作者は強く憤っていて主張したいのだろう。それはわかる。
でもエンタメ小説を読む者としては、毎度毎度、北海道警と札幌市役所(北海道庁だったかな?)と土建屋とヤクザの癒着が結末では正直飽きる。

俺12冊と榊原2冊と畝原3冊を読んで、しばらくこの作家とは離れたくなった。でも俺の12冊目は結構好きなんだよなぁ。13冊目が出たらまた読むんだろうなぁ。。。

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2012年03月10日

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