【感想・ネタバレ】世話を焼かない四人の女のレビュー

あらすじ

住宅メーカーの総務部長を務め、土曜の夜は会社に内緒の別の顔を持つ水元闘子。宅配便のドライバーをしている元ソフトボール選手の榎本千晴。鋭敏過ぎる感覚を持ち、ドイツパン作りに情熱を燃やす石井日和。女と逃げた夫の小さな清掃会社を育て上げた会沢ひと美。仕事の悩みや将来への不安に揺れる4人の女たちが踏み出す一歩。読めばすっと心が軽くなる連作短編集!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初読み作家さん。
住宅メーカーで総務部長の闘子、宅配ドライバーの千晴、パン屋アルバイトで感覚が人より敏感な日和、若い女と逃げた夫のかわりに清掃会社の社長のひと美。
4話どれにも住宅メーカー闘子の総務部にいる斎木くんが必ず出てくる。
空気を読めない、と自ら伝える斎木。しつこいほど確認し、聞く。でも読み進んでいくうち、先走って間違うことより、いいのではないか、と思った。
素直に思うことを言うため、表裏がない。本当のコミュケーションって、こういうことかもしれない、と思った。

パンがとても好きな私は日和が羨ましくもある。パンは基本ももちろん、センスとパンの気持ちを見極める必要がある。それがうまくできなくて、私はパン作りを10年やって諦めた。

「敬語で旅する四人の男」を読みたい。

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2023年06月05日

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