【感想・ネタバレ】捨てられた妃 めでたく離縁が成立したので出ていったら、竜国の王太子からの溺愛が待っていましたのレビュー

あらすじ

「愛妾が懐妊した、離婚してくれ」――天才魔道具開発者として王太子である夫に能力を搾取されてきたロザリア。初夜もないまま結婚6年目の記念日を迎えるが、名ばかりの妃生活はあっけなく終了する。しかし、ようやく自由を手にしたロザリアの心は羽のように軽かった!――「すぐに王城を去ります!」執事のアレスとともに、竜人国でのセカンドライフをスタートさせたロザリアは、規格外の力を発揮して魔道具を作り、悠々自適な時間を大満喫! そんなある日、ずっと支えてくれていたアレスが実は竜人国の王子だったことが判明して…!?
愛妾>チートな魔道具 で本当にいいんですね?無能な夫に捨てられた妃の大逆転劇、ここに開幕!

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ネタバレ 購入済み

あるあるではあるけれど…

白い結婚の挙句、約束を違えて愛妾を妊娠させて離婚を迫り、自分の立場が悪くなったら再婚を迫る…。
よくもこんなヤツに通算10年も自分の時間を捧げられたものだとロザリアにはある意味感心する。そんなロザリアを利用するだけ利用しようとする国王夫妻。親子でどうしようもない。
そんなロザリアの状況をひたすら待ち続けたアレスはどんだけ我慢強いのかと思う。
ストーリーは上手く着地したので、あまり続く要素がないと思うんだけど、どうやら続巻があるらしい…。
無理に続ける必要を感じないので、続きを読む優先度はあまり高くないかな。

2
2023年06月19日

ネタバレ 購入済み

愛されない妃としての生活から開放され、“専属執事”とともに彼の故郷で新生活をスタートさせたヒロイン。

我慢に我慢をかさね、番だけを9年もの長い間想い続けたヒーロー。

二人の努力や想いが報われて本当に良かったし当然の結果なわけだが、元旦那も国王達も浅慮すぎて閉口。
国、滅びなくて良かっね。

0
2024年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

唯一の番を前に9年間も耐え続けたアレス偉い。
父はそのせいで一国を滅ぼし、弟も番が行方不明になればあの取り乱し様の中よくぞ。
まあ専属執事の職を楽しんでいた部分も大いにあると思うけれど。
天職と言い切り、結婚後も執事としてロザリアに尽くしていたのには申し訳ないけど笑ってしまった。
愛が間違った方向に重い。

無能な夫に白い結婚のまま捨てられたロザリアの逆転劇。
元夫がやばいのは最初から分かっていたし、彼を陥れたボニータも大概ヤバい奴だったが、まさか国王と王妃まであのザマかと終盤の展開には驚かされた。
最初はまだまともそうだっただけにびっくりしたけれど、そりゃあの無能夫の親だものなと落ち着いて考えたら納得できた。
この辺りもまとめて竜王様がすかっと裁いてくださったので、読んでいたこちらもすかっとできた。
そこからはもう文字通りの「蜜月」状態に。
9年我慢したからね、仕方ないね。
ロザリアはこれまで有能だったのに蔑ろにされ続けてきたし、正当に評価される世界でちゃんと愛されて欲しいと思う。
だから、その重い愛、甘んじて受け取ってやってくれ。
末永く、お幸せに(番になると竜人になるから、どちらにしろ長生きの筈)

7
2022年09月24日

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