【感想・ネタバレ】健全な組織は価値観の経営を目指すのレビュー

あらすじ

共感を呼ぶ情報発信力が顧客を創造する。
分っているようで分ってない“お客様が決める”の本質を解き明かす!
停滞する経済環境化で、差別化できない競争に悩む経営者やビジネスパーソンに贈るビジョンと価値観、組織風土を変えるための実践書。
デミング賞、日本経営品質賞から環境に関する賞まで、わが国の内外で多くの顕彰を受け、進化し続け株式会社リコーで、CS推進に16年間取り組んだ田村均氏が「これからの企業組織に必要なこと」「今振り返って残しておきたいこと」を熱く語る。現代の企業組織におけるCS経営実践の手引き。

【主な内容】
第1章 何かが変わった――“ベリーロール”ではもう跳べない
第2章 「賢明な組織」の限界は「健全な組織」が決める
第3章 「健全な組織」に必要なこと
第4章 「お客様を探す販売」から「お客様に集まっていただくあり方」に
第5章 「健全な組織」のレベルを上げるために必要なこと
第6章 求められる人たちの「考え方」と「技能要件」
第7章 いま振り返って残しておきたいこと――学んだこと、気がついたこと
第8章 魅力的な人になるために――体験を通じて思ったこと

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Posted by ブクログ

田村均氏の公演に参加する機会があった。日本経営品質賞を熱心に布教されている自称ザビエルさん。
「健全な組織は価値観の経営を目指す」という非常に固いタイトルではあったが、目茶苦茶おもしろかった。

がんばたってダメな時はダメ、成果を出すには土壌が大事、人間は人間らしく、お客さまには選ばれてなんぼ、トップの言ったことではなくやったことを信じる、短期的な採算目標はやめちまえ・・・

平易な言葉でどんどん攻めてくる、でも全然苦にならない、むしろ心が軽くなる なんか不思議な感覚だった。

休みの日に本屋に立ち寄った。

一冊だけ「健全な組織は価値観の経営を目指す」があった。
全く迷わずそのままレジに向かい、家に帰ってあっという間に読みきった。自分の心の姿勢を知るとてもよい機会だった。

迷ったり、困ったり、悩んだりしても自分の心の姿勢に帰ることができる。

なんか少し楽しくなってきた。

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2010年03月21日

Posted by ブクログ

価値というのは商品そのものというより、その会社がその商品をつくるための活動で何を大事にしているかが重要
環境変化が外部要因の一つというのは、やりやすい環境かやりにくい環境かたまたま存在するだけ

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2016年09月14日

Posted by ブクログ

「勝ち負け」は「価値」負け・・競合との価値負けというのがあります。お客様から見れば、競合する会社が提供する価値の負けか勝ちです。価値に対して共感が得られたら勝ちます。価値に対して期待を裏切ったら負け。一致団結というのは、ある価値に共鳴した状態(一価値団結)のことと続きます。今までのやり方が通じなくなったと言われて久しいですが、価値観に答えを見出したリコーの代表取締役会長執行役員が書いた本。

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2015年02月18日

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