あらすじ
Web3時代の勝者となるためのAI戦略、
あるべき組織の姿を指し示す渾身の1冊
時代がWeb3によって大きく変わろうとしている。ブロックチェーン、NFT、SBT、メタバースといった技術が後押しし、中央集権から非中央集権へネットの構造が変わる。Web3による変化は、過去10年にわたって、Web2.0の潮流とともに“ぐるぐるモデル”で世界を変えてきたAI(人工知能)と融合しながら、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する。舞台の中心となるのは、これまで巨大市場になると言われながらなかなか具現化してこなかった社会課題の解決だ。
本書は第1部でWeb3がもたらす変化の本質、さらにAIによるDXの本質となる“ぐるぐるモデル”、社会課題解決が急成長ビジネスになるのか理由、さらにこれら変革のカギとなる独自のBASICsフレームワークを紹介。第2部で、Web2.0、Web3とAIによる国内外の30を超す注目事例を掲載する。そして第3部では、Web3時代の勝者となるに企業の組織・スキル・マインドセットがどうあるべきかを解説する。これからの時代を勝ち抜く企業の必読書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
事例豊富な部分、コンサルらしくわかりやすい構造整理を期待して読書
実際A I事例多い点は非常に良い。
web3の本かと思いきや、よくみるとタイトルの通りweb3を前提とした時のAI活用、DXの本といったところ。
メモ
・インターネットの基本設計の部分にユーザー特定機能を持たせるべき。それにより各自がどの部分を開示するか決められるようになる。
・ゼロ知識証明 相手に知識の内容を教えずに自分がその知識を知ってるのを証明する方法。例えば投票内容を知られずに、投票したかどうかだけわかるような仕組み。スマートコントラクトで実現しうるもの
・web3時代はweb2時代とユーザーに与える価値の推移が逆になる。開始当初の方が安く参加でき、その後に対する価値が大きい。web2は増えるほど価値が大きくなる。フェーズでメイン価値を切り替えられる可能性
・BASICs 行動変容、効果の可視化、規模追及と継続的改良、持続可能な経済性、データ価値の創出
behavioral change accountability scale&continuons improvement income with profit cultivate data value
・課題を抱える当事者の行動変容を促す仕組み
・web3の本質は物質の豊かさよりも心の豊かさという価値観の変化にある
・社会課題10整理
心身とも健康を保ち続ける
超高齢化社会に対応する
高度医療、パンデミックに立ち向かう
ウェルビーイングに過ごす
ワークスタイルの変化に対応する
環境変化に対応し持続する
気候変動に対応する
脱炭素、省資源に挑む
食料危機を回避する
地域やビジネスを強くする
サプライチェーンを守り、ビジネスを持続させる
地方や中小企業を維持発展させる
持続可能な生産製造を実現する
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