あらすじ
部下は上司を選べません。しかも上司は毎日、密接にかかわる相手であり、業績評価まで行う存在。いい上司に恵まれればラッキー! でも、逆のケースのほうが圧倒的に多いのでは……? ◆ほめ言葉はひとつもなく、何かと部下をバカ呼ばわり ◆「趣味は仕事」で、部下にも残業・休日出勤を当然のように強要 ◆大きな決断が必要なときに限って雲隠れ ◆自分の失敗を認めず、部下に責任転嫁 ◆自慢話や昔話ばかり延々と語る ◆おやじギャグが寒い ◆身だしなみに無頓着で加齢臭がきつい ◆話が長く、何を言いたいのかわからない……etc. こんな「厄介な上司」は反発したり、避けたりしていては逆効果。部下が上司の“症状”によってコミュニケーションを工夫し、“自己治癒力”を引き出すのが賢いやり方です。50の処方箋をもとに、上司をうまく使いこなし、人間関係が円滑で、働きやすい職場に改善してしまいましょう!
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Posted by ブクログ
本間先生の講演を聞いたことがあるので、講演のインパクトにくらべて★みっつ。ただし、本自体は本当に読みやすく、悩みを解決するための糸口を見つける辞書のような存在として、活用できたらな、と思います。
「厄介な上司」「使いこなす」というタイトルの文言に惹かれて購入しましたが、私たちが上司を使いこなすことが難しいのと同じように、上司も部下を使いこなせていない状況が非常に多いと感じます。特に、新しい部署やポジションで仕事をしている私は、やり方でいろんな仕事ができるので自分自身でも可能性を広げられると思って取り組んでいますが、それ以上に会社や上司が私をどう使ったら会社の発展に拍車をかけることができるかがわからない様子。それがこの本を読んで、はっと気づいたことでもありました。
多方面の気づきが得られる本書はとてもおすすめできます。