【感想・ネタバレ】信長伝のレビュー

佐藤大輔

「聞けや、者！ 前右大臣ここにあり！」
本能寺の変から生還し、関ヶ原合戦で柴田勝家を下し、天下獲りを目前にする信長。だが、密かに伊達政宗、上杉景勝と手を組み力を蓄えた家康が、ついに叛旗を翻す！
異貌の戦国史長篇（未完）、待望の合本版。
短篇時代小説「葉桜」を収録。

【目次より】
信長伝
Ⅰ 本能寺炎上
緒言
転換点
序 本能寺炎上
一 その日まで
二 猟狗たち
三 第一次関ヶ原合戦録
Ⅱ 天下普請
一 築城
二 大海の彼方で
三 叛逆
四 要塞
Ⅲ 家康謀反
一 城塞
二 到着
三 衝突
葉 桜

[ブクログ · ★★★☆☆]

歴史ものは好きでよく読むが、IFものは初めて読んだ。
「信長公記」の佐藤大輔版だと思って買ったのだが・・・
結果、非常におもしろかった。
信長は本能寺の変で死なず、その後の史実とうまく絡ませて読み応えある作品になっている。