【感想・ネタバレ】作家たちの17歳のレビュー

あらすじ

十七歳,誰もまだ「文豪」じゃなかった――太宰治は作家になろうと決意し,宮沢賢治は進路をめぐって父に反発,芥川龍之介は友達と雑誌を作り,谷崎潤一郎は苦学生だった.夏目漱石は下宿で受験勉強し,樋口一葉は父と兄を亡くして一家を背負うことになる.作家たちの十代とその決断を,当時の日記や創作とともに紹介.

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Posted by ブクログ

 6名の著名な作家たちの17歳の頃、その前後をそれぞれ追った本。岩波ジュニアだけあって、中高生向けに書かれている。
 当時の学校制度など、現在と異なる部分はコラムで補足されていてわかりやすい。学術書ではないので、少し決めつけを感じる部分もあった(作家はああいう境遇にあったから、こういう意図でAという文章を書いたのだろう、など)。
 宮沢賢治の「あのさそりのように」のくだり(『銀河鉄道の夜』での記載)は何度も読み返した。

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2022年12月02日

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